斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

日本航空医療学会

2012年11月09日 21時29分05秒 | 学校.学会訪問記
久しぶりに医学系学会に参加しました。日本航空医療学会はドクターヘリコプター等の運用にかかわる医師、看護師、操縦士、整備士などが議論する場です。今回は懇意にしていただいている君津中央病院救急・集中治療科の水野光規先生に教育セミナー講師で呼ばれましたので1時間の講演をおこないました。


学会の名前の通りの素晴らしい内容の講演がずらりとならんでいまして聴き応えがありました。自分の講演の順番を忘れるくらいでした。回転翼もあちこちに展示してありました。ここまで飛んできたそうです。
 

その後、学会主催のエクスカーションがあり、陸上自衛隊木更津駐屯地を見学しました。前回の航空自衛隊館山基地では救助用回転翼のUH-60Jに搭乗しましたが、今回は輸送用回転翼のCH-47Jに搭乗しました。そもそも大きさが全く違うのですが、救助用と輸送用とでこうも違うかというくらい違いました。


CH47J 飛行 搭乗 離陸
UH60J 搭乗

中はこんな感じです。中越地震のときや東日本大震災の時には傷病者をこれで治療しながら病院に搬送しました。
 

航空機の中での医療用機器の使用は難しく、影響があるときには機器に電磁波シールドして使用するそうです。工学分野のねたもたくさんあります。

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