斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

茨城高専訪問記3

2013年10月04日 06時23分45秒 | 高専訪問記
保健室・学生相談室を見学しました。
保健室は最近リニューアルしまして、木を使った什器に変えました。暖かい感じがします。
 

学生相談室には、2名のカウンセラーがおられるのですが、毎年2年生のクラスに出向いて心理学に関する講義を全員に行うそうです。カウンセラーが直接教室を見ることによってわかることがあるとおもいます。教室のありようはそこで勉強する大勢の人の心の結果だと思います。

学生たちの心を支えていくのに、保健室の看護師をはじめとするみなさんの献身的な努力があるということを茨城高専の先生方からも聞くことができました。

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茨城高専訪問記2

2013年10月04日 06時06分52秒 | 高専訪問記
実習工場で英語表示を作り、それをいろいろなところに掲げていますと説明していただきました。
たとえばショーケースの中の部品にすべて英語表示があります。


工作機械の名称も。


因みに写真に写っている機械は更新によって退役するとのこと。50年近くにわたり学生を育ててきました。実習工場の職員の皆さんによって綺麗に整備されてきているのでまだまだ使えます。わが国の産業史をまとめるのに貴重な資料となるはずで、こういったものを全国の高専から集めて産業史博物館が作れるといいのですが。。。中心になってやってくれる人がいないでしょうか。お金の心配はあまり心配しなくていいようにしてあります。

図書館とか、事務部長室。
 

校内の案内板も英語併記になっています。


校内のディスプレイでCNNJの番組を視聴することができます。学生がちょっと休憩している間に見ることができます。

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茨城高専訪問記1

2013年10月04日 05時43分13秒 | 高専訪問記
茨城県ひたちなか市にある茨城高専に来ました。
私は昔、茨城大学工学部に勤めていたので、勝田と言われたほうが場所はピンときます。その現在の勝田駅です。立派な駅になっていてびっくりしました。昔々、大昔、勝田で関東信越地区高専体育大会の水泳大会があったとき、勝田駅で帰りの切符を買おうと窓口で1000円札を折ったままだしたら駅員に「札は広げて出すものだ」と教育を受けました。昔の国鉄は子どもの教育に熱心でした。


さて、勝田駅に迎えに来ていただきまして、高専に到着し、早速日下部 治校長先生にご挨拶を申し上げました。前回は豊橋技術科学大学で開催された高専教育フォーラムの夜にじっくりと懇親を深めておりましたので、再会するのが楽しみでした。

実習工場の見学をしました。ふつう、実習工場の見学というと最新の工作機械の見学と相場は決まっているのですが、「これを見てください」


Message from the Presidentとして、実習工場で勉強する学生たちにメッセージが英語で伝えられています。校長先生ご自身が、外国のworkshop(実習工場)で技術職員と一緒に工作機械を回す時に、実習工場で使う英語をきちんと覚えておくことが重要だと認識されて、このようなメッセージを掲げることにしました。

これまで回った高専の訪問記はこちら

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