斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

まず、自分で自分の命を守ること

2013年10月06日 14時48分05秒 | 水難・ういてまて
2つの対照的な論説がほぼ同じ時期に掲載されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131005-00000018-kana-l14
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/nipposho/

このような議論を重ねて悩むのが人間であり社会であると思います。議論は大いにされるべきだと思います。

ただ、①自分の命を自分で守り余裕があったら他人の命を守る、②現場の状況をよく勉強してから意見をいう、の2点が重要であることを申し上げます。

ある水難に関しては、最初に溺れた方はリュックを背負っていてそれが浮き具になって流れていたので、自分の呼吸は確保できていました。自分で自分の命を守っていました。浮き具を持たずに直接入水した方に比較すれば安全でした。

表彰はそれぞれの機関の判断でされることで私がとやかく言う筋合いのものでありませんが、それをどう報道するかで次の犠牲者が出るかでないかが決まるのではないでしょうか。一方の新聞社はそれを記事としていままで掲載しなかった判断が素晴らしいと思っていたのですが。。。