斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

宇部高専訪問記

2015年02月13日 23時23分23秒 | 高専訪問記
久々の高専訪問です。今年度に入り、高専訪問の機会がめっきり減りまして、ブログにアップする楽しみが減ってしまいました。
そんな寂しさを感じ取ったのか、学長が「宇部高専と北九州高専に行ったことがないので案内せい」とのことで、同行することにしました。
新原学長は在任中にすべての高専を回ると宣言していたのですが、まだ未訪問の高専が残ってまして、宇部高専と次に投稿する北九州高専がそれに当たります。

さて、数年ぶりの宇部新川駅です。
 

宇部線もカメラに収めました。105系という東日本ではあまり見かけない車両です。旧国鉄101系とか103系はいわゆる国電区間ではよく見かけたのですが、ちょっと数字が違うだけでぜんぜん違う地域に投入されていたのですね。


ごたぶんにもれず、NHKの大河ドラマの宣伝ポスターがあちこちにありました。その隣には、マナー向上キャンペーンのポスターがありました。西日本管内の電車内にもあちこちに貼られています。車内で携帯電話している年上女性に注意するのって、相当度胸が必要だろうな、と個人的感想です。


宇部高専の事務の方々にお迎えいただきまして、高専に向かいました。高専では三谷知世校長先生にご挨拶し、学長とともにさまざまな意見交換を行いました。その後、学内見学にまわりまして、太陽光パネルの研究でご活躍中の南野郁夫先生の施設を見学しました。パネルに降りかかる様々な災難を再現して、効率的な発電を目指しています。


その後、製鋼スラグを用いた岩礁性藻場造成技術を研究している杉野憲司先生の設備を見学しました。藻が生えることにより魚が寄り付くということで、地元の漁協の信頼が高いとのことです。


北風が強くて、とても寒い日でしたが、興味深い研究を紹介していただきました。

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