斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

旭川高専での科研費申請のための研修会

2015年08月13日 08時04分41秒 | 高専訪問記
8月12日に旭川高専で科研費申請のための研修会が行われて、講師として参加しました。
この研修会の様子は、GI-netを通じて、函館高専、釧路高専、苫小牧高専にも配信されました。

校長の清水啓一郎先生とは、先生が大分高専のご勤務の時期に2度ほどお会いしておりまして、直近では大分高専の副校長時代にじっくりとお話ししましたこともあり、再会を喜びました。

旭川高専で科研費の件でお話しするのは、2011年に続き2回目です。前回お話したことに従い、多くの先生が科研を獲得されて、その方々の科研がちょうど切れることもあり、再度確認をしたいということで、今回の再研修になったということでした。

前回から4年がたって、研修内容の大枠は変わりませんが、ライバルの技術も上がってきておりますので、この研修でもさらに進化した内容を伝授しました。出席された先生方はおおよそ50人で、私が各地の高専で行ってきた研修の中で、もっとも多い参加者でした。たいへんうれしく思いました。


近年、全体の採択件数に対する高専の科研費獲得割合が上がってきております。あちこちでささやかれ始めており、今回旭川高専の懇意にしていただいている先生からも「そう聞いている」とお話がありました。確かにこれまでVOS塾方式を伝授した高専のうち、いくつかは科研費獲得件数、金額とも極めて上位に食い込んでいたりしています。

今回の研修の機会をおつくり頂きました副校長の津田勝幸先生と本学の竹中克彦教授に深く感謝申し上げます。

研修が終了した後には、たくさんの先生方と旭川名物ジンギスカン鍋で、懇親を深めました。
今年の申請でもぜひよい研究テーマをご提案ください。

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