モバイルARを応用したゲームが大学やら鉄道会社に嫌われ始めました。削除要請もそれぞれの機関から行われるようになりました。
なにも知らずに削除要請を出すと、逆に世の中から笑い者になる可能性もあり、特に最先端研究を遂行する高等教育機関の場合にはシステムをよく理解してからにしたいものです。
モバイルARを応用したゲームの画面上には、キャラクターのほかに、ポケストップと呼ばれるようなポータルがたっています。これは大学構内などにも常時立っており、これに近づいてゲームに使う道具などを得ることができます。
このポータルですが、つい先日開始されたモバイルARを応用したゲームから構築されたわけではなく、すでに約3年前からサービスが始まっている位置情報ゲームの画面上で使われてます。このポータルはエージェントと呼ばれるプレイヤーたちがみずからその場に立ち、写真を撮って、ポータル設立申請を運営会社に行し、受理されることで出現したものであります。
ポケストップまで削除要請をおこなうとなると、今さら気がついたのかという雰囲気もあり、法的根拠の云々の前に若い人たちの世論と対立するような場面も考えられます。
ガラパゴスでいるのか、若い人たちが次の社会を作っていくと寛容になるのか、危ないということであれば若い人たちがそれをどう解決するのか、考えていくのも社会の選択でしょう。