斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

鉱場見学

2011年06月03日 18時04分33秒 | 日記
誤字ではありません。今日は、研究室の学生とスタッフ総勢18人で、石油資源開発株式会社長岡鉱業所片貝鉱場に見学にいきました。入り口の写真です。



片貝鉱場では地下5000mまで掘って、石油と天然ガスを得ています。地下から水蒸気とともに一緒に出てくるそうです。しかもたいへん高い圧力で貯蔵されているので、その勢いをつかって、天然ガスはそのまま新潟県内ばかりでなく、仙台にもパイプラインで運んでいるそうです。地下の圧力でガスが仙台まで流れていくって、すごいと思いませんか?数百万人の人がこのガスで生活しているそうです。

石油ですが、これが地下から湧き出てくる石油です。意外とさらさらしていました。もっとべっとりしているかと思いました。においは、石油~というにおいでした。



その石油と天然ガスですが、地下に存在している、この岩の中にしみこんでいるそうです。この岩は全体積の10%が穴で、その中にしみているガスと石油が出てくるそうです。



この片貝鉱場では、昭和35年にはじめての井戸が掘られたそうです。その井戸がまだ残っていました。地下1000mの井戸なのですぐに枯れたそうです。ただ、その後は、地下の巨大な天然ガス貯蔵庫として使われているそうです。



鉱場内を歩いてみました。とても天気がよくて気持ちのいい一日でした。30m以上ある高い建造物が青空に映えていました。



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