



長らく疎遠で御座いましたが
久かた振りの中仙道の
ここは四十六番目大井宿で御座い候!
早速ですが実は人相が変わりまして
というのも
焼酎を呑んだ昨日の夕刻ベンチの上
うっかりそのまま眠ったようで
どうやら蚊の集中攻撃を受けた模様…
そのお陰様で
甘さ控え目のマスクが台無しなので
顔面回復治療の為にとりあえず温泉!
そしてやって参りましたのがコチラ!
真っ赤な風呂壁が
落ち着かない空間を演出してくれる
恵那「ラジウム温泉館!」
因みにソレガシ
温泉に五百円以上使わない男ですが
受け付けの女性に言われた言葉は
「六百円になります…」
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
えええええええええぇぇぇぇぇぇ~!
と思ったけど
受け付けのお姉さん美人だからOK!
そして浴室はジャジャジャジャ~ン!
誰もいない貸し切り状態!
こんな時は軽く泳いじゃっても良し
鼻唄歌っちゃっても良し
入口の床に石鹸塗り付けて
次の人へトラップを仕掛けても良し!
ここでは貴方が法律であらせられる!
モチロン本当は絶対に駄目ですけど!
さてさてそんなラジウムの効果にて
悪い魔法が解けまして
すっかり人間の姿に戻れた感謝感激…
街からずっと外れた街道沿いの
痰切地蔵のひとつひとつも
そんな病厄悪災が村へと入らぬ様に
並んで見守る坂の上…
昔の人は風邪をひくと
ここにお参りに来ていた歴史もある…
そんな話も小耳に挟んだりしながら
歩いたりした宿場の小路は
なるほど、なかなかどうして珍しい…
皆さん、枡形って聞いた事あります?
街の中を通る道が
真っ直ぐじゃなくて右に左に折れる…
そして暫く歩くと更また折れて
そしてやっぱりまた折れる…
それは当然外敵の攻撃に対するもの…
防御退却手段のため人為的に造られ
本陣脇本陣のある中心部が
直線的に見通すことが出来ない構造…
美濃木曽の国境近くには
どちら側にもこの造りが多いらしい…
そしてそれは
城下町でも姿を残している事もある…
因みに女心もまたそのようで
攻略難しくなかなか本音が見えない…
その事も
この辺では枡形とよぶらしいとの事…
それは嘘でしょうか本当でしょうか…
