

その夕刻の
傾いた太陽が染めはじめた関ヶ原を
三人で登った笹尾山から
静かに眺めた心模様は既に西軍寄り…
そんな古戦場を
眼下にを見下ろすその場所は
大敗の将石田三成が陣を敷いたあと…
誰かが勝つなら
誰かが負けなきゃならない当然の話…
そんな古戦場を
どうしても敗軍目線で眺めてしまう
目からナイアガラ…
沈む夕日も悲しみ演出マジの本気…
そんな感情移入の三人は
揃いも揃って口数が記録的に激減し
それは久し振りに
良い映画に出会った時のような余韻…
映画であろうと歴史であろうと
人間が作る物語には
つくづく心を揺さぶられるものです…
ドンマイだよ三成…
