○施餓鬼法要で高尾山真福寺に 秋本番
秋のお彼岸で高尾山真福寺に来ている。
平日の開催で人が少ない。
もしかすると俺が時間を間違えた可能性も。
気温29度、湿度34%。
外から本堂に流れてくる風は爽やかだ。
高尾の自然は素晴らしい。色も香りもちがう。
○中央フリーウエイ 口ずさむね、ユーミンを
今日は、やすらぎの郷を見てから車できた。
平日だから1時間かからずにこれた。
中央高速から見る景色は変わりすぎ。
八王子を過ぎれば山ばかりだったのが、山はえぐられ、緑から灰色に変色され、建物が林立している。
取り返しのつかない自然破壊が進んでいる。
あゝ、思い出した、ユーミンの中央フリーウエイだ。
調布基地を追い越して、山に向かっていけば。
右に競馬場、左にビール工場。
思わず口ずさんでいた。
○両親の別荘
真福寺には、平成4年からのお付き合いた。「別荘を買ったよ」と言ったのが昭和57年秋だ。「山の斜面の墓地なんて」と一番嫌っていたことだ。
本人たちが自分の別荘だと言っているのだから、それは仕方ないことだ。
本人たちは雲隠れしたが、行く俺たちは大変だ。お山の上にあるのだから。
昔は眺めも良かったのだが今はもう都市化されてしまった。
俺は絶対住めない。通勤できない。新宿から特急で何分とかいうが人混みに耐えられない。田舎者でありながら柔なんだ。
○住職のお説教もまたいいものだ
それが長いんだ。話し出すと止まらないらしい。本人は何を言っているのかわかっているらしいが、俺にはさっぱり理解できない。理解できない、理解できないで25年続いているから不思議。
たまには先祖のことを思い考えるのもいいことだろう。
帰りの中央フリーウエイは事故渋滞。飲み物を用意しておけば良かった。
八王子から調布なんてわずかだからという甘い気持ちは通用しない。反省。
冷に耐え 苦に耐え 煩に耐え 閑に耐え 競わず 争わず 以て大事を成すべし
○(一語一会)俳優・石倉三郎さん 高倉健さんからの言葉
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13144461.html?ref=pcviewer
こうした雑念を払い、ひたすら耐える――、戒めを残して逝った恩人に感謝している。
いい言葉を知った。高倉健さんってすごい人なんだ。