みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 「誰かお客さんが居る」

2019-03-31 21:56:55 | 日記
今日は日曜日。私は朝食の後、親戚が県議選挙に出ているので応援に阿南市へ出かけました。途中でフミおば宅によりニワトリの卵をあげて、阿南市へ。昼前に、梅やんに洗濯物を干しておくように電話しておきました。 ニワトリの卵

夕方6時に帰ってみると、梅やんは洗濯物を取り込んでたたんでいました。しかしベンを紙パンツに付けて触っています。袋に入れて外に出すように指示すると、「これはウチへ持って帰れば良いのか」と聞いてきます。ここはウチじゃ、寝ておれと私が言うと、寝に行きました。
ウチの庭の新芽
傘の下で寝る鶏たち

私が夕食の魚を焼いていると、梅やんが起きてきて「もう遅くなりましたから帰って下さい。気の毒なわ。」と言いました。私は誰だろう、シゲか、と聞いても 、「シゲは死んだ子じゃ。誰か分からん。クラやんではない。」と言います。チイおばに電話して聞いてもらえと言うと、電話はかけれました。
ユスラウメのつぼみ

電話では「チイか、ウチに男のお客さんが居る、だれだろう?」と聞きよりました。今夜は私を思い出さなかったので、先に寝ました。この様子は初めてのことです。何故だろう。どうして進行してしまうのかなあ、残念な気がします。せっかくの実家療法なのに、実家の事を忘れよります。
夕暮れのカシドマル

それでは今日はこの辺で。

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