みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 雨がしとしと日曜日

2020-05-31 07:45:00 | 日記
今朝は雨がしとしとと降っております。ウグイス、ウコッケイ、チャボが鳴いております。5月31日、日曜日の木沢です。


梅やんは5日ぶりの実家に昨日帰りました。貞光の道の駅で買ってきた昼弁当を食べた後、私は別室で横になって休んでおりました。


梅やんは「ああせこい」を繰り返しながら台所をウロウロしている様子でした。4時に起きて見てみると、コメの代わりに新しい紙パンツを鉢に入れて水で洗っておりました。


4泊続けてデイサービス施設に泊まり込んでいましたから、帰宅して何をするかを観察してみようとは思っていましたが、思いがけない遊びをするものです。
私は怒りもせずに布団に梅やんを寝させました。
あと半年くらいか、家で暮らせるのも。ごじゃばかりするようなら実家療法の意味が無いだろう。夜、梅やんにそう言うてみると、「半年も1年もまだもココにおるわ、ワシが働いて建てた家じゃ」と意味が分かっておりません。言うて聞かしても仕方がないなあ。




私は今年中、精一杯の家の環境整備の仕事をしておく事にしましょう。
それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 岳人の森

2020-05-30 11:37:00 | 日記
今日は朝の8時に池田のデイサービスを出て、国道を神山経由で木沢へ向かいます。


岳人の森でコーヒーとわらび餅を注文して休憩です。


お昼過ぎには実家に着くでしょう。


岳人の森の主人のお話では、六郎山に熊がおるらしく赤外線のカメラで調査しているそうです。

それでは今日はこの辺で。



みなみの梅やん介護日誌 梅やんの骨粗しょう症、治らず

2020-05-28 07:16:00 | 日記


昨日の夕方、梅やんは井川町の生協診療所で骨粗しょう症のテリボン注射をしてもらいました。また4ヶ月ぶりに骨密度測定検査を受けました。最初に額で検温せられて36度2部でした。断り無しにとも思いますが、コロナ対策です。梅やんには何のことやら分かりません。


結果は骨密度が非常に低くて若い人の48%、同年齢比較で80%でした。基準の赤い線を大きく下回っておりますが、相変わらずでした。


夜はまた池田のデイサービスでお泊まりです。落ち着いておるようです。職員さんが優しく機嫌をとってくれるので家よりましです。


デイサービスがある池田の町です。人口減少の町ですが、JRの阿波池田駅や国道が通っており、まだまだ持続可能な町です。デイサービスは運営が赤字のようですが、利用者は増加傾向に有ります。JR線は赤字です。新型コロナで多くの店が閉まっています。私は、やっと全国的に外出禁止令が解除になり安心しています。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 カヨちゃんと梅やん

2020-05-26 04:41:00 | 日記
昨日、川成から穴吹へのコースを三好市へ向かう事にしました。実家を出て奥へ1キロの道端にカヨちゃんの家が有ります。梅やんは久しぶりに横谷のカヨちゃんと会いました。カヨちゃんは70歳で独り暮らしです。梅やんの長男シゲと同級生でしたから、シゲが亡くなって早25年になりました。カヨちゃんも元気そうで何よりです。



梅やんは独り暮らしの時、カヨちゃん夫婦にずいぶんお世話になりました。梅やんは元気そうに話しておりますが、5分話すと元に戻るので切り上げて川成峠へ向かいました。


カヨちゃんの家の前にはマーガレットが咲いていました。バス停は有るけどバスは通りません。


川なり峠への道、右の山はカシドマルです。


峠に立つ梅やん。木屋平、美馬市方面が見えます。


標高1000メートル、90歳の梅やんは今年も来ました。若い頃の梅やんはこの下のシキブダニで林業の仕事をしていました。


途中でトイレ休憩します。


清流日本一の穴吹川は、高城山、天神丸、剣山の北壁を水源としております。この辺りは香川から水遊びに観光客がたくさん来られます。鮎もおります。


つるぎ町貞光のインドラ食堂で遅い昼食のカレーライスを食べました。梅やんは完食です。


道中、車の後部座席で「今から山の家まで送って行ってくれ、まだ1人で飯炊いて居れる。生活保護受けておるわ」と言いました。アホ言うな、もう9年も前から1人ではおれんのだよ。
三好市の私の家に着くと、夕食後も落ち着いておりました。他人の家に来るとおとなしくしております。
これで5月の実家療法は終わり。今日からは池田のデイサービスに4日間泊まります。私は4日間休めます。夜、7月の介護認定調査で要介護3になればショートステイを組み入れてみようかと、家人と話しました。
それでは今日はこの辺で。












みなみの梅やん介護日誌 シカと梅やん

2020-05-25 06:54:00 | 日記
昨日は日曜日、遅く起きて9時ごろの朝食になりました。前日に勝浦のスーパーで買ってきた赤飯弁当をレンジで温めて梅やんと2人で分けて食べました。昼ご飯は2合の米を炊いて食べました。午後、山の見回りに行って見ると、有害駆除のククリ罠に大きな鹿がかかっていました。


猟師さんに電話したら、夕方に取りにきてくれることになりました。
今から15年くらい前に、地元のテレビ局が独り暮らしの梅やんを取材して放送してくれたのを私は見た事があります。「シカが農作物を食い荒らして困るので捕って欲しいです」と放送で梅やんが言っておりました。これで2匹目の捕獲ですが、今の梅やんはシカにはあまり興味を示しません。
その後、私はチイ叔母宅へセツ姉から預かって来た沖洲のネギを届けに行きました。名も知らぬきれいな花が咲いていました。

明日は井川町へ移動して数日間、実家を留守にしますので、ヤギの餌になる道草を刈りに沢谷の出合まで行って車に一杯積んできました。


梅やんは一日中、コメを炊こうとウロウロしておりました。2度目には炊飯器から温かい飯を全部掻き出してどんぶり鉢に入れ、冷蔵庫で冷やしてあり、そのうえ更にコメを炊こうとして、「飯が無い」とコメを出せと言わんばかりに私に言いました。そこでまた大喧嘩になりました。お前のおかげで何時も冷飯を食うているのだ。
3度目には起こる気がせず、無視しました。


夜の薬を飲ますときに、梅やんは、「モリは出て行って仕事をしておくれ」と私に説教しております。
夜中にトイレ誘導する時、梅やんは「ここはいつも泊まりにきよる所か?」と言います。一過性の寝言であれば良いのですが。




今日は三好市の私の家への移動日です。明日から梅やんは池田のデイサービスに月末までお世話になります。それでは今日はこの辺で。