みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 コロナはいつまで続くんだろう?

2020-10-31 18:45:00 | 日記


今日は午後、石井町の老人保健施設うぐいすに寄り、梅やんの洗濯物をもらって来ました。ズボンは1、上シャツ1、下着、タオル、バスタオル2などをもらい、代わりにズボン3、下着2、靴下2、バスタオル3、タオル2を置いて来ました。


コロナ対策でドアは閉めたままです。出入り業者の弁当屋さんも入れず、しばらくの間、「コロナはどうなるんやろか」、「よわりますなあ」と2人で話しておりました。男性職員さんが洗濯物を抱えて出て来てくれたので、梅やんの様子を聞くと、2日ほど前に「腹が張る」とのことで、テレミンソフトの座剤を入れて便が出たら調子良くなったとのことでした。


梅やんとの面会は出来ませんでした。洗濯物を持ってこれから神山の峠を越えて木沢へ向かいます。写真は石井町の老人保健施設うぐいすから見た神山です。


神山、神通谷の紅葉です。


はるか彼方に石井町が見えます。


木沢のカマガタニの紅葉です。黄色いのはもう落ち始めています。


沢山のオートバイや乗用車と対向しながら木沢の実家に着きました。



ヤギたちは無事でした。日本ザーネン種のきょうだいヤギは脱走防止用の網に頭を巻きつけていましたが、外してやると元気になりました。
明日と明後日はユズを取ります。絞るのは梅やんがショートステイを退院する明くる日の8日の日曜日です。
それでは今日はこの辺で。皆さん、紅葉が美しい季節です。ぜひ木沢へ、四季美谷温泉へ来て下さい。











みなみの梅やん介護日誌 大麻山

2020-10-27 20:50:00 | 日記
今日、私は鴨島で会をした後、藍住町へ行き親戚の墓参りをしました。近くに鳴門市の大麻山が見えました。


この山は神山の峠からいつも見ている山です。標高538メートル。


墓地からは神山の土須峠が見えました。


帰りに石井の老健施設うぐいすに寄り梅やんの洗濯物をもらって帰りました。針本さんという旧知の看護師が勝手口に顔を出して、「久し振り」と声掛けしてくれました。梅やんは、ここがどこかはわからないようですが機嫌良くいる、とのことでした。
それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 秋明菊

2020-10-26 20:35:00 | 日記
今日は石井町の老人保健施設うぐいすへ寄って、梅やんのズボンを2枚届けてから木沢へ来ました。土曜日に忘れていたポリデントを届けたときに、ズボンも不足すると言われたので、ズボンを2着届けました。1着は小便で汚して洗濯物として貰いました。


昼ご飯は四季美谷温泉で鹿肉カレーを食べました。この温泉はコロナでお客さんが減り11月29日で閉めるそうです。残念です。


昼間は茅を刈り、夕方もまた四季美谷温泉の風呂に入りに行きました。お月さんが輝いております。
風呂のサウナで地元の猟師と話しました。今年すでにシカ100頭が獲れたそうです。シカ牧場で餌を与えてジビエ用に肉質を改良する研究をされているとのことでした。奥さんもここで働いているのに休業になるのはまことに残念。なお、彼はモノレール設置の名人でもあり、20年も前には三好の祖谷や山城の家庭用モノレール設置に行っておられたそうです。
ヤギたちも元気にしておりました。カヤを2荷ほど刈り、ヤギの餌に与えておきました。

明日は鴨島で会議の後、三好市へ行きます。




先日の白い花はシュウメイギクだそうです。


それでは今日はこの辺で。





みなみの梅やん介護日誌 コスモスが咲く飯尾川沿い

2020-10-24 05:23:28 | 日記


昨日は午前10時半に家を出て石井町へ向かいました。


実家近くのロクロ谷の紅葉はこれからです。梅やんが帰る頃まで紅葉が残っているかは分かりません。


カマガタニは水量が増しております。



紅葉はまだ早いです。



神山の峠を越えて12時半に石井の山のせうどんで昼ご飯です。


入所前に海鮮どんぶりとうどんで腹ごしらえする梅やん。


1時半に入所の手続きを終えて梅やんはショートステイに入りました。「山へ帰るから送ってくれ」と言い出しましたが、ここで泊まらせてもろうてしばらく働きな、と言うとすんなり入所しました。ここで16日間連続でショートステイします。金土日月火水木を2周したあと金土で終わり。3回目なので今回は長く置いて貰います。火曜と金曜の夕方は洗濯物を取りに行きますが、面会はコロナ対策のため出来ません。


老人保健施設うぐいすの横は吉野川支流の飯尾川が流れています。土手にはコスモスが咲いていました。





昨日の日記に書いた白い花が三好にも咲いていました。きれいな花です。なんという花でしょうか。
それでは今日はこの辺で。しばらく日記を休みます。私も体調を整えて頑張ります。









みなみの梅やん介護日誌 さだまさしの唄「秋桜」

2020-10-23 07:09:00 | 日記


昨日は朝からの雨で、梅やんはデイサービスの車に傘をさしてもらって乗って行きました。
私は、この季節からエアコンの暖房がつかないので平谷のヒガシ電器店に電話してから、リモコンスイッチを持って修理に行ってきました。


電器店の主人は88歳の高齢のためにもう以前から店を閉めているそうでしたが、奥さんが補助しながらリモコンの基盤を開けて直してくれました。昔、テレビのアンテナを山の高いところから引いてつけてくれ、衛星放送のパラボラアンテナも初めて付けてくれたのだそうです。雨の降る平谷の街に人影はありませんでした。


午後は居間の片付けをしてから、梅やんが老人保健施設に入るための衣類や洗面具、スリッパ、紙パンツ、バスタオルなど荷物を用意しました。ユーチューブでさだまさしの音楽を聴きながら荷造りをしていると、中学を出て就職した頃を思い出します。愛知にある蘇東興業という会社のマークが入ったボストンバッグと1万円の就職支度金をもらって、38歳の母はこのように私の荷造りをしたのでしょう。今は91歳の梅やんと立場が逆になってしまいました。


夜はおでんを作り、大根菜をゆでて食べました。フミ叔母の大根菜は柔らかく美味しかったです。


埼玉に居るユキ妹に電話かけてあげると、梅やんは話をしております。「モリはもうひと月も前からここに居るぞ。親の骨かじって!若いのに他所で仕事は出来ように」と心配してみたり、「ユキはもう60にもなったんか?ほなになるんか」と不思議そうに話しております。


電話を切ってから、明日からケンセイの施設へ働きに行くんぞ、と言うてみました。縁側に置かれた荷物を見ながら梅やんは「ワシは90にもなって余り働けんし、仏さんもまつらにゃいかんから、ここに居る」と乗り気ではありません。
昨夜はトイレで便を手につけており、風呂場で尻と手を洗ってから寝させました。
今日は神山の峠越えで石井町へ出て午後1時半にショートステイに入ります。
この時期、木沢にもコスモスに似た白や赤の花が咲いております。白い花の家の友達に聞いてみましたが、花の名はわかりませんでした。
それでは今日はこの辺で。