みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 とうやんは天国ぞ

2020-02-29 20:56:00 | 日記
今日は夕方、梅やんが私の自宅にデイサービスの車に送られて帰ってきました。


夕食前に梅やんが言いました。「とうやんに迎えに来るように言うてくれ」。私は、リキさんは天国におるんぞ、あの世から迎えに来るんぞ、と言ってあげました。「私は何も分からん、阿保になっとんだろうか」と梅やんは言いました。
そう、梅やんは分からなくなっているのです。デイサービスで4泊して久しぶりに私の家に来たのです。
明日は日曜日です。日曜日もデイサービスを予定しています。それでは今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 梅やん、テリボン注射をする

2020-02-27 04:47:00 | 日記


昨日、私は税務署へ所得の確定申告に行き、3800円の源泉徴収税が戻ってくることになりました。理事手当の課税分が戻るだけです。医療費領収書合計は年額で20万円支払っていました。税務署が終わると、デイサービスへ梅やんを迎えに行き、近くの診療所で週一回の骨粗しょう症のテリボン注射をしてもらいました。血圧測定正常、脈拍数70でちょうど良いです。目蓋の上や足のむくみは治っていました。
またデイサービスまで送り宿泊してもらいました。今夜はお泊まりの連れがあるようでした。みかん、ヤクルト、卵を4日分差し入れて、私は帰りました。
それにしてもテリボン注射は高くて月に4〜5回すると6000円の負担金になります。お陰でしっかり歩ける梅やんです。
2日ほど日記を休みます。それでは今日はこの辺で、また後日。


みなみの梅やん介護日誌 送迎車の梅やんが手を振る

2020-02-26 06:50:00 | 日記
昨日の朝、私はうとうとと夢を見ながら7時過ぎまで2階で寝ていたら、家人の声で目が覚めました。すでに味噌汁が出来ていたので急いで梅やんを起こし、一緒に食事をして、デイサービスに行く用意をさせました。梅やんは「今日は何処かに泊りにゆくんだろう。女の人は一緒に泊まるんか?」と聞いてきました。「ああせこい」といつもの口癖を言いながら、しんどそうに靴下を履き、ズボンを履きました。本心はあまり気が進まないのでしょう。


体温36度2分、血圧136/90、脈拍83、不整脈ありと連絡帳に書きました。
9時半にデイサービスの送迎車が来て、梅やんは乗り込みました。玄関前の狭い道はデイサービスの車が止まると、対向車が来てしばらくの間、待っていてくれます。梅やんは窓から私を見ながら手を振っていました。私は敬礼のような手振りをして慌ただしく見送りました。デイサービスの車が去った後、待っていてくれた車に私は頭を下げました。


私の部屋には2年余り前に井川のデイサービスで写してもらった梅やんの額縁写真が置いてあります。88歳の時の写真です。今はやはり歳をとったなと感じます。
今日は夕方デイサービスまで迎えに行き、近所の診療所で週一回のテリボン骨粗しょう症の注射をします。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 つるぎ町「道の駅」の地下足袋王子を見る梅やん

2020-02-25 05:29:00 | 日記
昨日は梅やんの移動日でした。遅くまで寝てゆっくりと朝食を食べ、昼前からフミ叔母宅とチイ叔母宅にお土産を持って挨拶に寄りました。この度は来月6日まで留守にするので。


遅い昼食を食べ、準備をしていると時間が掛かり、午後3時45分に家を出ました。日が陰り始めています。


ニシミネ山の方は日当たりがよろしく温かい日です。
梅やんは目蓋が腫れて、両足も浮腫んでいたので昼食後にラシックスを飲ませました。3年前にむくみが出たら飲ませるように医者から処方されていたものです。効果はてきめんで、途中の道でオシッコを2回しました。


高越山に夕日が沈みます。梅やんは車中で「ああ寒い!」を連発します。車の運転で気が散るから黙るように注意すると、「瀬津へ連れていてくれ。生活保護でももろうて1人でおるわ。チイらも居るし」と居直って理屈をまくし立ててきます。


貞光道の駅でトイレ休憩すると、みなみ剣山のパネル掲示板に「地下足袋王子」のシゲルさんの写真が展示してあり、梅やんは覗き込んでいます。


梅やんは昨夜は三好市の私の自宅に泊まりました。「モリよ、ここで泊まらしてもらうわけにはいかん。セツ姉くへ連れていてくれ」と言いましたが、私と一緒に食事して、ゆっくりと風呂に入り、午後9時におとなしく就寝しました。
今日からは池田のデイサービスに行き、連続4日間宿泊サービスも予約しております。
それでは今日はこの辺で。







みなみの梅やん介護日誌 ここはどこのいえだろう?

2020-02-24 05:43:00 | 日記


私は昨日、下での昼間の会議から午後5時に実家に帰って来ました。出席している人々は感染症対策でマスクをして居る人が多くいました。新型コロナウイルスは熱に弱いらしい。温かくして熱いものを飲んで寝るのが良いか。


昨夜の夕食作りは、私が魚のアジを焼き、梅やんがほうれん草を湯がいて作りました。ほうれん草には梅やんが蜂蜜を掛けていました。こうすりゃあ栄養がタップリになるだろうけど、何を入れるかは見守りが必要です。
梅やんはこの頃テレビをよく見ています。音は聞こえないらしいですが、字幕を声を出して読んでいます。認知症の薬や安定剤を飲んでいた頃は、テレビには興味を示さず、見ませんでした。
夕食後、梅やんが、「ここは何処ぞ?仏壇があるからワシが住んどった割か。モリは小畠へ泊まりにいて何しよったんぞ?瀬津のじいさんが家する時に1万円くれた。ジイさんこの頃はうちに来んなあ、死んだ話は聞かんのに。」とボーッとしながら言いました。夜はおかしくなる梅やんです。


血圧を測ると、131/82。79の脈で不整脈。まあ安定していました。
梅やんは風呂に入り、間もなく寝ました。
今日は月末が来るので梅やんを連れて三好市井川町へ移動します。
それでは今日はこの辺で。