みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 大晦日の梅やん

2019-12-31 10:19:00 | 日記


今日は12月31日です。木沢はお天気が良くて風が少しあります。
梅やんは今朝もパジャマまで尿を漏らしたらしく、トイレに脱ぎ捨ててあります。


後片付けをさせました。いちいち指示をします。袋に入れさせて外に出します。


私は橋幸夫さんの『お母さんは宇宙人』を読み終えました。当時のお母さんの年齢は、今の梅やんを介護してきた年齢とよく似ています。ドライブが楽しみだったそうです。「車に乗ると母ははしゃぐわけでもなくただ黙ってじっと乗っていた。だからといって外の風景を眺めるのが楽しいというわけでもなく、窓の方を見ることはほとんどせず、後部シートに座って前の方を向いているだけで、ただ動く物に乗っているだけで満足していたようだった。」と書いてあり、梅やんも同じです。「この頃には排泄の感覚がなくなってしまったのか、トイレまでもたずに廊下やカーペットにしてしまったり、お風呂の中で失禁したりというのが日常茶飯事になってしまっていた。」こういうところも梅やんも同じです。



今日は掃除をして、坂州のフジナガに注文してある正月用の巻き寿司を買いに行って、終わりです。皆さんのおかげで梅やんは1年間を無事に過ごすことができました。それでは今年はこれにて失礼致します。また来年も良い年でありますように。




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