広葉樹は字のごとく葉っぱが広いですが、これを会社として考えると分かり易くなります。
会社の社員を葉っぱと考えると、広葉樹は、太陽と言うエネルギーをたくさん集めることができ、
水と炭酸ガスから光合成をする能力に秀でた、会社で言うと営業成績の優秀な社員をたくさん抱えていることが分かります。
針葉樹にくらべてはるかに大きい利益が上がるので、会社としては内部留保を厚くし(木を堅くします)、広告宣伝に使うこともできます(果実と言うのが木にとっては広告宣伝です)。
しかし良いことばかりではありません。
優秀な社員だけに給料が高いのです。
そのため、広葉樹と言う会社は二通りの方策を取ることになりました。
一つは社員をリストラすることにし、秋になって日照時間が少なくなり、会社の収入が少なくなると葉っぱをリストラして、落葉させてしまうことにしたのです。
もちろん、春になって新たに社員を雇うのは費用もかかりますが、
それでも冬の収入のない季節に社員を雇う維持費よりは費用はかかりません。
これが一般的な落葉樹と言う会社です。
これに対して冬の厳しい季節も社員をリストラせずに維持しようと言うのが常緑広葉樹と言う会社です。
落葉する桜の木のような華やかさはありませんが、
常緑広葉樹には社員を大事にする地道な経営路線を行く落ち着きがあります。
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