「ボーイスカウトの高校生が一日で製作できて、
費用が安くて、
それでいて四万十川を無事下って来ることができる強度を持つカヌー」
と言うコンセプトで考えたのがこのカヌーです。
シート張りのようなものでは浅瀬では破れてしまうので、
ヘビーな使い方をしても壊れない丈夫さと、
何せ一日で製作できる簡便さが必要でした。
3次元の曲線では高校生の日曜大工ではかなり難しいので、
9mmのベニヤ板を2次元に曲げて作る単純な形式にしました。
つくづく木材と言うのは扱いやすい素材であることを実感します。
ちなみにカヌーとしてちゃんと機能しただけでなく、
ひっくり返して晩餐のダイニングテーブルになり、
夜はベッドになったそうです。
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