中学生年代の子供達に木工を教えることになり、
1時間は木材の講義をして、3時間で製作して、完成できるものと言うことで考えました。
・・・・と言うより私が中学の時に技術家庭の時間で習った本箱ですが、
当時、このような合理的な構造にいたく感激した記憶があり、
これをそのまま使わせてもらいました。
日本人の感覚では斜めのものを使うと言うか、
三角形を形の中に入れると言う発想がなかなかないのですが
(住宅に筋違を入れると言う発想も明治以降の考えですから)、
この本立ては簡単に作ることができて、丈夫で、しかも使いやすい。
中学生に教えるのにはなかなか良い作品だと思うのですが、
調べても今の教材にはないようです。
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