パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

たどりついた

2017-01-31 19:57:21 | 乳がん

1月は寒かった~( ;∀;)

病気してから、特に寒さに弱くなった…もう下半身が痺れるような冷たさで。

ところで

ずっとブログは、1週間に1度位しか更新していない。でも定期的に読まれている記事が乳がんに関する記事。

それだけ患者数が多く

乳がんと診断された方が、このブログにたどり着いているのだな、と思う。

私はリンパに転移していたけれど、こうして生きている。(そういう人も、たくさんいると思われます~)

リンパ廓清して右腕の違和感や痛み・後遺症はあるけれど、立ち作業の仕事をしているし、前とは違った身体になったけど、生きている。

それから、これは私の場合だけど、本当に自分はいつか死ぬんだな、ということを

リアルに感じた時から 見えてくる世界が変わった。

心が映す風景のようなもの。

ずっと探していたものに、実感をもって、たどりついたというような感じがする。

そして生かしていただいている命、大切にしたい。

 

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ホルモン治療は太るのか?

2016-12-16 19:21:46 | 乳がん

乳がんの標準治療の中に組み込まれているホルモン治療。

私は薬を毎日5年飲むタイプ。ホルモン治療にも 色々なタイプがあるし、副作用も様々。薬を飲むだけと言っても結構大変かもしれない…。ちなみによく患者さん同士の話で、「ホルモン治療は太りやすい」とよく聞く。そのせいかどうかわからないが、乳がんの治療をした後、太った人、痩せた人、変わらない人 それぞれいると思うが、意外にも太った人を結構知っている。

抗がん剤をやってた時は、体重が落ちるがそのあと増えたとか。

ホルモン治療は太りやすいのだろうか?もちろん体質もあると思うが。

とりあえず、標準体重の私 だがホルモン治療からおおよそ1年。ホルモン治療は太るのか?と聞かれたら こう答える。

「体重を維持する強い気持ちがないとたちまち太る」

具体的にどういう時太るのか、体重増になったのか、挙げてみよう。

1 3食腹8分目にしないとと太る

2 一日の摂取カロリーが1800キロカロリー以上だと太る。

3 夜ごはんが遅い(夜8時過ぎ)と太る。また7時の夕食でも、寝る前に何かを食べるとたちまち太る

4 スナック菓子や油っこいもの 甘い洋菓子類、カロリーの高い食事はたちまち太る。(これらを食べる時は 夜食べない。)

5 夜のラーメンはたちまち太る。

6 お酒を飲むと太る。 (缶ビールなら350ml1本。ワインならグラス1杯 日本酒なら1合を飲んでカロリーが1600位までに抑えると太らない )

7 6時間以下の睡眠は太る。

8 ラーメンの他にも、麺類を1日2回以上食べると太る。パン食も太る。

9 運動をしないと、太る。具体的にいうと1週間のうち150分程度の運動をしないと太る。

別にホルモン治療をしていなくても、中年過ぎてこのような食べ方をしていたら、太るんじゃないかな。ただホルモン治療をしていると、「たちまち太る」という感じがする

明日も仕事。私は肉体労働で一日立ちっぱなし、動かないときもあるけど色んな現場に用事があるとスタスタ速足で歩いていく、移動するのに結構な時間をかけていると思うし、身体を使うので、さぞかし痩せるのでは?とこの時期に期待したが、体重は落ちない。節制をしないと「たちまち太る」どうも合点がいかないのだが、こんなに身体使っているのに何故痩せないのかなと毎日思う(笑) だからそれはホルモン治療しているからじゃないかと。┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

 

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がんになった理由は?何だと思いますか。

2016-11-03 12:51:41 | 乳がん

今年もまた一段と秋が短かった気がする…もう冬支度の一日。曇ったり晴れたりだけど、久しぶりに家でのんびり…。


 Yahoo!記事から転載 「飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査」

【AFP=時事】仏パリ(Paris)で開催の「世界がん会議(World Cancer Congress)」で2日、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表された。これらの発生件数は主に富裕国でのものだという。

 研究チームは、飲酒をする人としない人のがん発症リスクを比較し、がんの年間新規症例数の約5%、年間死者数の4.5%に、アルコールが関与しているとの結果を算出した。

 公式発表を控えた今回の予備報告書の共同執筆者で、国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)のケビン・シールド(Kevin Shield)氏は、AFPの取材に「アルコールによってがんが引き起こされる恐れがあることに、多くの人が気付いていない」と語った。

 アルコールと最も強い関連性が認められたのは乳がんの新規診断例で、アルコールに起因する全がん症例の4分の1以上を占めていた。次いで関連が強かったのは大腸がんで、全体の23%だった。このことについてシールド氏は、特に乳がんでは「発症リスクが(アルコールの)摂取量とともに増加する」ことは明らかだと述べた

 アルコールとがんによる死亡との関連について評価した結果では、食道がんで最も関連性が強く、次いで大腸がんが続いた。

 世界保健機関(WHO)の専門組織であるIARCは、アルコール飲料を「グループ1の発がん性物質」に分類している。これは、アルコールががんを引き起こすと考えられていることを意味するが、シールド氏によると、その発症機構については「正確には分からない」という。

 世界全体でみると、疾病負担が最も大きい地域は北米、豪州、欧州(特に東欧)などだが、発展途上国での飲酒量増加とともに、この傾向には緩やかな変化がみられると、研究チームは指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News  (転載ここまで)


 これを何度も私は読んだけれど、どういう意味なのだろうか?

100人のガン患者のうち、約5人が 明らかにアルコールが原因とされるものだったという意味でいいのかな。記事はアルコールとガンの因果関係を訴えているが、この数字を見つめると むしろ少なく感じないだろうか?私の読解力不足かな。100人のうち20%くらいならあぁ多いな~やっぱり関係あるのか?と思うけど。この程度しか証明出来ないんだな…と思った。

統計がどのような患者データを基にしているかも明確ではないのも気になる。

日本の国立がんセンターは、「がん患者はアルコールを控えるべき」という見解を発表している。アセトアルデヒドがガンを誘発する?らしい。だから アルコールとの因果関係は あるのかもしれない。

ただタバコを吸っていても お酒を浴びるように飲んでいても がんにならない人もいる。

私はたくさんの乳がん患者さんと話をしたが、がんの原因は何だろうという話になったとき、全員「ストレスだと思う」と言っていた。同僚も、有給も滅多にとらない、残業もやる、急に頼まれる休日出勤にも行く…そういう「あの人は休まない人」という人達ばかりが、ガンになる。(ちなみに私もそういうタイプでした→過去形)ガンになる前の生活が精神的・肉体的にストレスフルだったことだけは共通する。ストレスは、免疫細胞を現象させ、機能を低下させるからその原因だと思う。

お酒を飲まないのも大事だけど、より大事なのは、ストレスがない生活を送ること。ストレスの原因は、結局自分の中にある。自分が生み出すものだから、自分で意識してコントロールするしかない。私はがんになったことで、このコントロールレバーが出来たような気がするし、そう話す人も結構いる。どんな道を通り過ぎても、いつか人は死んでしまう。生きている今を大切に。

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乳がん術後から1年と6か月後

2016-10-13 07:28:00 | 乳がん

この1年と6か月の間にも、同世代の知人が乳がんに2人もなってしまった。・・・

その方の一人が、「無事手術を終えました」との報告メールが届いた。とても嬉しい。週末にはお見舞いに行く。

彼女は私が仕事復帰した時、私の顔を見て涙ぐんで抱き合った「よく戻ってきたね。嬉しい」と、言ってくれたから、乳がんになったと聞いたときは、本当にショックだった…。

治療は同じ病院だったので、それから色々自分の経験を手紙に書いて、何度か渡した。手紙なら必要に応じて読み返せるから。手術前は、逢って長時間話した、身近なサンプル例(私)を見たら彼女も少しは、気持が和らぐかもしれないと思って。


 

職場の人に「乳がんになっても、働けるんだね」 と 言われたことがある。がんというと死の病 というイメージがまだ一般的に強いけれど、昔に比べたらガンに対する対処療法が進んでいるから、早期発見すればするほど 予後は治療前と変わらない生活を送れるのが乳がんの特徴。

私はリンパ廓清をして、放射線治療 抗がん剤半年 ホルモン治療もしているけれど、仕事に復帰した。病名を隠さずにきちんということで 周囲の乳がんに対する理解が深くなることもある。もちろん理解してくれる人ばかりじゃないし、働くにいたって、日々これまで経験したことない精神的な苦しみと辛さに直面することもあったが、それでもこうして元気に働いている。

自分が元気に働くことは、ガンになっても大丈夫だよってことを周りに発信できる。同時にがんの怖さも伝えることが出来る。だから無駄じゃないかと思う。無駄ってこと(笑)ないか。

これまで色々な人達の励ましを頂いた、これからは自分がそれが出来るように 彼女の力になれるように頑張ろうと思っている。

 

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麻央さんのブログ

2016-10-01 17:49:38 | 乳がん

小林麻央さんのブログを読んだ人から感想を聞かれることが多い。あれどう思うとか、読んだ?とか。

私はブログは毎日読んでいないが、ネットニュースで定期的に配信されるので、それは目を通す。骨転移の告白が、読んでいる人に衝撃を与えたようで、それ以降聞かれることが多くなった。

たぶんこの病気を経験した人としていない人では、麻央さんのブログの捉え方が違うだろう。

経験していない人は可哀想だなとか、もう助からないのかなとかそういう感想だと思う。麻央ちゃんは立派だな…とか。

私は、麻央ちゃんはもう諦念というのかな、そういう覚悟があるし、それがないと書けないような内容だなと思った。諦念という言葉が適切なのかどうかわからないけれど。

当初、静かに生活させてほしいと夫である海老蔵がマスコミに訴えたのにも関わらず、麻央の様子を撮影しようとマスコミが自宅に殺到したらしいが、彼女がブログを始めたのもここに原因があるのでは?と思う。

隠れていればいるほど、周りが騒ぐ。幼い子供のいる麻央さんにとって、それは、どれほど辛く耐え難いことだったか。病気の体で普段の日常生活を送るだけでも、ストレスフルなのに…。家族のことを考えると耐え難いことだと思う。

だったら家族のためを思い、あえて自分がブログを書くことで、この世間の好奇心のようなものと戦っているような気がしてならない。

私はブログを書いているが、正直乳がんのことは書こうかどうしようか迷った。また、書いた後も、なるだけネガティブなことばかり書かないように(一応)考えた。麻央さんのブログは、ポジィティブだけれど、こういうものを書き続けなきゃいけないのかなと思うと、可哀想になる。頑張っている姿は人を感動させるし、多くの励ましのコメント、あるいは他の患者の勇気になるかもしれないが、そのために麻央さん自身の心を削っていないかな…と思うと。

麻央さん自身がブログを好きで書いているなら、それでいいけれど。でもうかつにネガティブな感情も吐き出せないブログは大変な神経を使うような気がする。早く騒動が収まること、そして麻央さんが治療に専念できる状態でありますように。

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