パソコン上達日記2

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「シャーロック」3シリーズは確変シャーロック祭りか

2017-06-24 21:51:12 | ミステリドラマ批評

シャーロック第3シリーズ 1回目は、「生還したぞ!シャーロック祭り・全員集合」で終わった。では、注目の第2回目・・・お祭りは終わったか、それともこのお祭り路線で行くのか 期待した2回目。

お祭りの後は、興奮が冷めやらない夜を過ごすことになる、ということで、前回に引き続きシャーロックは、キャラが確変した、可愛い感じの愛されるおとぼけシャーロックがそのまま登場。

 

もうキャラ変も、ここまで堂々とやられたら、笑うしかない(笑) よほどワトソンを騙した2年間が辛かったのかなと。彼の人格を変えてしまったみたい~そう解釈した。

ほとんどを、結婚式で占めるのも逆に凄い。これまで多方向からのシーンの切り替えが多かったけれど、(ついていくのに大変なほど)この回では、結婚式をベースに、とても分かりやすい感じになってる。

エンタテイメント性が高くなると、どこかで質が落ちるという、こういう法則があると思ってたけど、シャーロックもそうなったかな・・・という印象をもった。でも面白いからいいけど(笑)難しい顔をするあまり笑わないシャーロックのほうが、私の好みだけど、ベネも、こちらの確変シャーロックのほうが、演じていて楽しいのかもしれない。ベネは1・2シリーズとも、ブレッドのホームズを参考に、「シャーロックホームズ」を完璧に演じた感じあった。でも3から呪縛が解き放されたような自由なベネの感じがする。ここまで人気が出たら、もう何があってもファンはついてくるし。

ということで、ミステリとしてはとても弱い感じで瑕疵があるまではいかないが・・・普通のミステリドラマにやや格落ちした感じがする。まぁこのレベルでは、格落ちしても、特星5つ★★★★★ が、普通の星5つになったくらいだけど(笑)

 私は「シヤーロック」英語版を見て、翻訳するまでの熱心なファンではないので、分からないが、今回もホームズの聖典部分のパロディ部分はたくさんあったと思う。また、タイトルの3の兆候という、それはラストで明らかになるけれど、他の意味があるような気がする。そのあたり、はっきりわからない(私には)から残念だな。3シリーズは、お祭りで終わりそうだけど、では4がどうなのか。

7月から始まる4シリーズ、もうイギリスで放送されたものだから、どんな感じがこれも楽しみ。ドイル原作の聖典では、悲しいことに途中からメアリが亡くなっている。この部分を考えると、4シリーズは重めの人間ドラマに戻るのではないか?と。

 

 

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