ということで何とかMR検査が終わった。どういう検査なのかお知りになりたい方はググって欲しい。
乳がんと診断された時もこの検査をしたが、うつ伏せ状態だったためか、造影剤が漏れて都合2回も検査したのだ。このことがトラウマになり、私はMRI検査なんて「金輪際嫌」と思っていた。相棒(同僚)にラインでMRIのことを話したら、検査技師に優しく頼りになるイケメンがいるので大丈夫だよと返信が。心強い情報(笑)
イケメン技師は誰だか分からないけれど、技師さんはみんな若くて20代後半から30代前半みたい。眼鏡の素敵なお兄さんに「緊張していますね、大丈夫ですか?」と心配された。前回のことを話しをしたら「トラウマになっちゃってますね、でも今回は大丈夫です、うつ伏せではありませんから。でも何かあったらすぐブザーを」と説明される。眼鏡のイケメンに気を良くした直後、では造影剤をということで注射するのが 全く不愛想な研修医の兄ちゃん。私が左腕しかダメですよと言っているにも関わらず、右腕を見せてくださいと言う。仕方なく見せたら、こちらにしますと言うので、乳がんでリンパを切除しているため右腕の注射は厳禁ですとまたいちいち言わねばならず、内心うんざりする。こういう時気の利く看護師さんはきちんと初めに聞くのだ、右か左かどちらでもいいですか?とか。この研修医では左腕から普通に注射しても絶対無理と思ったが、ダメ元で任せてみたらやっぱりダメでベテラン看護師さんがやってきて、サクサク注射してくれた。この研修医が時間をかけて私の腕を見ている間中 眼鏡技師さんや他のイケメン技師が「無理なら他の○○さんよんで」と矢継ぎ早に言われているから、ちょっとかわいそうになった。周りも無理だと思ったけど、最初から白旗は上げられない。研修医も経験を積まないとダメなのだ。どんな仕事も一人前になるには時間がかかる。
着替えてからも、ハンディタイプの金属探知機で念入りに調べられた後、かまぼこ型ドームに入る。ヘッドフォンをつけられるのだが、このMRの工事現場のドリルのような音には閉口する。ドドドドドッとヘッドフォンの意味があるのだろうかと思うほどにやかましいわけ。超閉鎖的な空間で身動きもとれずただただこのやかましい工事現場のドリル音を20分ほど聞かされる。途中本当にやめたくなった、するとアナウンスが。「これから造影剤を流します あと8分です、頑張って下さい」
あぁ我慢我慢・・・。やっと終わったが、会計を見てため息。約1万円。仕事をする→体に無理をする→検査をする→お金がかかる→仕事をするの無限ループ状態がやりきれない。今月だけで2万も医療費にかかっている。(;´Д`)どうせなら好きなことにお金を使いたいのにね。
MRを終わった直後は、やはり怠い重くて怠くて放射線をやったときの感じみたいだ。だから不機嫌そのものだけど、帰宅してからも会社の仕事をパソコンでやったり。なんという真面目さか。お疲れ様自分。