令和元年おめでとうございます。令和初出勤を無事終えた私だが今日はお休み。飛び石でお休みで(10連休ではない)暑かったり寒かったりで身体も怠いけれど毎日何とか過ごしてる。令和ということだが、自分としては何も変わらずいて欲しいなと切実に思う。というのは、仕事のことで大変な岐路に立っているため。もしかすると仕事をやめなくてはいけなくなるかも。とりあえず続けられる場所があるまで続けて、どうにもこうにもいかなくなったら辞めて再就職とかしようかなと思う。あまり考えても仕方ないので天に任せよう。ただ仕事は好きだっただけにこのまま続けたいのだけれど。
以前と比べると最近は気分転換にドラマを見るが、なつぞらはほぼ毎日見ている。女性アニメーターをモデルにしてあるので、興味を引いた。モデルとなった女性とドラマの主人公なつは、全く別人設定だが、細かい部分がアニメーターの作品と関わってる。小技を利かしている。例えば白蛇伝という演劇作品、何故白蛇伝なのかという部分で。(一般にはあまり知られていないが、ネットで検索すると色々分かり面白い)今日はいよいよ、孤児院で別れた兄と再会というクライマックス回だけれど、実にあっさりしていて驚いた。なつぞらは涙腺崩壊ドラマで週に半分くらいは私も泣いているし、今日も再会した舞台背景が面白くて泣ける内容だったけれど。
ところでなつぞらを見る最大の理由は草刈正雄氏が出演しているからw 草刈氏がこのドラマに奥行きを与えていると勝手に思っている。どれだけイメ面俳優をそろえても、この草刈氏の存在感に太刀打ちできることはない。草刈氏がいなくても、ドラマは回るけれど普通のドラマになってしまう、草刈氏が絡むとドラマの格が上がる。再会シーンの前、なつを案じるなつの家族の様子を北海道の風景と見せたのはとても良かった、それだけにあの感動の再会の後のあっさり感が気になる。難しいとこかな。次の物語伏線を見せるために早足になってしまったのだろう。
私はこのドラマをBSで7時30分から見ているのだが、このドラマの前に昭和の伝説ドラマおしんを再放送している。おしんを見てからこのなつぞらを見ると時代をすごく感じてしまう。というか、このおしんの濃さといったらない。ラスト5分なんか本当に胸を締め付けらえるような終わり方、この先どうなるんだろうという哀しみと不安の予感で目の前がグラグラするw それが毎回続く、無限ループのように毎週続いてく。このしんどさを毎朝見続けた昭和の方達を尊敬する(私はあんまり見ていないw)おしんのしんは辛抱のしんだが、それを見続ける人もしんぼうがいる。その再放送を見た後、なつぞらを見るととても癒しを感じる。そう昭和のドラマは癒しよりも、辛抱や努力を感じる作りなのだ。また平成のドラマはまず癒しがないと始まらない。草刈氏がいなくなった後のなつぞらがどれだけ奥行きのあるもの、癒される世界を見せられるかだと思う。少なくとも私は草刈氏がこのドラマからいなくなっても、主題歌のスピッツを目的に毎日見続けるだろうと思うけどw