パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

私と乳がん  「告知2」「検査費用」他

2016-03-14 07:11:38 | 乳がん

2015・3月末にかけて。最初の告知を受けてから2週間後、この間にも胸のしこりが、少しづつ大きくなっているような気がした。

2回目の診察日、結局母を連れて行く。家族同伴と言われたので仕方ない・・・。

色々な検査をしたが、エコーの時S医師の表情が変わった。それまでどちらかというと優しげな表情をみせる医師だったけれど、エコー画像を見た時、みるみるその顔が険しくなった。ベッドに横たわったままの私だったけれど嫌な予感がする。

悪い予感が当たり、最初の診断より重くなっていた。普通ガン腫瘍は10年で2センチの大きさになる。ところが私の場合、たったの2週間でS医師も驚くほど成長していたのだ。ここで、右胸全摘出・リンパ廓清と告げられ、手術日まで決める。私の場合、「手術から」と言われた。手術出来るということをプラスに考えないといけない・・・。

どこでも大きい病院は混雑している。手術のスケジュールを組む場合、この病院では診断から2か月後の目安で日程が決まる。最初の診察の時もそう言われたが、あまりのガン細胞の急成長に不安なった私は、もっと早く手術日程を決めて欲しいとお願いした。S医師は 快諾されて、医師が選んだ日にちの中から手術日を決めた。

母は待合室で泣いている。「できれば代わってあげたかった」 母が私の病気で泣い手いる姿を見せたのはこれ1度きり。


 乳がんと診断されて、手術まで 様々は検査をする。細胞診・組織診( これはドリルのような注射器で細胞組織を取り出す。部分麻酔をかけるし、終わった後は 一日胸にさらしを巻いているような状態。先の治療に比べたら序の口の痛みだが)MRI・骨シンチ・・・骨シンチは骨に転移がないか調べるもの、この検査はお金がかかってビックリ。ここまでの検査費用は、私の場合約5万くらい。もちろん、乳がんの診断を受けてから、限度額申請をすぐした。


S医師はセカンドオピニオンも薦めた。私は「絶対ガン」だと思ったし、「治療するのはこの病院がベスト」と思っていたので、セカンドオピニオンを受けなかった。セカンドオピニオンを受けるときは、

1 保険が効かないこと。

2 時間が限られていることを 考慮する。1回のセカンドオピニオンの費用は、病院によって違うけれど 1万円くらいかな~とか言われた。

それから帰り際に 看護師さんから「仕事を絶対辞めないように」とアドバイスを受ける。「乳がんと診断されると、がんだから もうだめだ・・・とあきらめすぐに会社を辞めてしまう人もいる。でもそれはダメ。籍を置いておくようにすること」 と。

 乳がんになっても、というより、がんになっても働くことは、今の時代当たり前。いいことか悪いことか分からないが(笑)そういう時代だから。

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