パソコン上達日記2

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「緊急取調室」これは視聴率獲れるドラマかも

2017-04-27 21:08:19 | ミステリドラマ批評

ドラマタイトル「取調室」は、ハイテク(?)な、コンピューター制御されている取調室で、まるでコクピットのよう。面白い。(実際の警察の取り調べ室はどうなんだろうね。)

キャスティング、端役にいたるまで、いぶし銀という感じの上手い俳優さん6人ズラリと勢ぞろい。ズカ女優天海祐希は紅一点。彼女らしい役ですが、それを「おばはん」と、でんでんに呼ばせるセンス(笑)凄すぎる~アドリブなの?脚本なの?


 第1回目は、三田佳子がゲスト犯人役。ラストの告白は、老人の性の生々しさがリアルすぎ、強烈な印象を残した。

では第2回は…ゲスト犯人役、なんと二人。レベル高いですね。いきなりハードルをまた1段上げた感じ。

事件は、医師による殺人事件を取り調べている最中に、その取調室に無関係の警察官が乱入、警官が発砲して、籠城するから始まる。

普通あり得ない、まさにドラマっぽい突拍子もないような設定からスタート。これをテンポの良い台詞回し・カメラアングル・たたみかけるような話の展開で瞬く間に料理人(俳優さん達)が、BGMとともに料理しました~という感じ。勢いがある。

善人の印象が強い村田雄吉さんが、ゲスト犯人役の一人目。悪人警察官だが、情けない犯人役。ゲスト犯人役二人目は福士誠治で医師役。何故医師は患者を殺したのか?そして死体に靴下をはかせたのか?事件冒頭の最大の謎が、福士の告白で明らかになった部分

泣ける~( ノД`)シクシク…

物足りない点は、今回犯人役が2人いたけど、二人の繋がりの部分と、悪人警察官の籠城の動機が、いまいち感情移入出来なかったぐらい。ただそのあとの医師による告白は、リアリティがあった。人間ドラマを見せるとこも上手い。

それから「貴族探偵」と違って途中で解説全くなし(笑)だから、ドラマはかなり真剣に見ていないと、台詞の粋な感じが味わえないけど、そこがイイ。大人の感じ。

だからかなり見応えあると思う。出演している俳優さん達があまりに上手すぎるこのドラマ。そのため2回目なのにもう10回目くらいの安定感・既視感がある。(緊急取調室は第2シーズンですが) ドクターXもいいけど、同じ枠なら私は緊急取調室かな。映画並みのオジサン俳優の豪華さが素晴らしいので。

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