第2シリーズ 第10話。古畑シリーズランキングをすると、この放送回も入ってくることが多い。
鈴木保奈美を迎えて、ほぼバスの中のシーンだけで見せる構成は異色、脚本家が三谷氏だからこそ出来る。
鈴木が古畑に語る「完全犯罪の話」のどこに、ミスがあるのか?視聴者と古畑に与えらえた材料は全て同じ、その興味でラストまで引っ張る。
鈴木保奈美といえば「東京ラブストーリー」で、ブレイクし、田村正和とも確か他のドラマで共演していた。
このドラでも、古畑と相性のいい感じで、物語に自然に溶け込んでいる。古畑と女優陣の対決は見どころだが、シリーズ中最も自然に、とけこむのは彼女ではないか?
他にも、見どころがあるし、深読みも出来る面白い作品で、第2シリーズ最終話らしいかもしれない。
ただ・・・
ただ私は初回見た時も、今回見た時も「何でこれがいいのかな」(笑)と思った。今川焼がたい焼き?はぁ?・・・だから?で、たい焼きはどうしたのかな?とか。もともと鈴木保奈美さんは美人で知的クールな女優さんと言う雰囲気だけど、この回でもそういったイメージそのまま。面白くないなという感じで。声質が、古畑とかぶる部分があるのも、気になる。
他人が面白いと思っても、自分には面白くない。前にも書いたけど古畑シリーズで面白くないと(面白いけど)思った回は、ほかにもある。
明石家さんま 鈴木保奈美 風間杜夫 山口智子 桃井かおり の出演者の回。桃井かおりの話はDJだったけど、個人的に先読みが出来ると、つまらなくなってしまうのだ~