録画して見た感想。ブログのネタに書いてみた。
窪田有栖はカッコイイ。可愛いし、文句ない(笑) 演技力もあると思うし。
斉藤火村もカッコイイ。がちょっと人物設定が崩れてきている。有栖のほうが安定してる。
二人の俳優としての「旬」に原作の本格推理ミステリ、コラボして素敵なドラマになるのかと思ったら・・・どんどん安っぽくなる。
5話は「倒述型」を宣伝、やってみました~という感じだが、私には何あれ?という・・・レベル。古畑を百回見直して脚本を書きなおした方がいい。→何様か(笑)
倒述型は、視聴者から見ると犯人が最初から分かっている。そのため、その犯行動機・探偵がどこで犯人を確定したのか?・ 犯人のミスは何?という部分が重要。
ドラマでは、犯人がサイコパス・・・?を思わせるシーンがたくさんあり、感情移入が出来ないし、驚かすような台詞もない。どこで犯人を確定したのか?というのは、斉藤火村のカッコよさが光っていたが、・・・1000円札のトラップは 古い。原作の良さ、美しく論理的でシンプルな論理構成がドラマでは相変らず「安く」なっていた。
どうして倒術型にしたのかな?面白いと思える要素もあまりなかったし。サイコパスという定義そのものがよく分からないのもあるが。小説なら犯人の動機がなくても、(サイコパスでも)、作家は計算して、色んな要素をきちんと細部にわたり書き込んでいると思う。ところが、ドラマにはそこまで出来ない(時間が足りないし)ので、とてもモヤモヤする。イラッとくる。これで窪田君の名演技がなかったらと思うと、もっとゾッとする。(笑)
シャングリアとか未成年の犯行とか 女子大生件とか 伏線を張りすぎ。欲張ってしまい本編が荒くなってしまった。何故もっとシンプルにしないのか>>>> 京都の映像も 町屋か渡月橋。いつも同じアングル。面白いのに 面白くないジレンマを感じるなぁ。
でも録画するんだけど(笑) 一応。