パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

京都一人旅 2

2016-03-03 18:23:20 | 旅行

今回は宿坊「遊行庵」に泊まった。遊行庵は、長楽寺が経営している宿坊。宿坊だけど、祇園に立つビルがその建物、1階がフロント。2階と3階が宿泊者専用のお部屋。

「宿坊」なので、ビジネスホテルと違う部分がある。例えば部屋にテレビがない。門限は夜10時までとか。布団の上げ下ろしは各自で行う決まりがある。

部屋は、8畳ぐらいの清潔な和室で一人で泊まるのはもったいないくらい広い。お風呂とトイレも別々で祇園という立地を考えるととても贅沢。また宿坊らしく2階には1畳ほどの写経が出来る個室が3部屋ある。

朝は希望者のみ、お寺で住職とともに、7時から勤行をおこなう。長楽寺は、宿から歩いて10分ほどの距離で左手に円山公園を見ながら坂道を登るのです。私ともう一人の宿泊客の方(女性)がみえましたね~。

 

お寺の本堂には、折り畳み椅子が用意されているから、座禅や正座の必要なし(笑)正座しなくてもいいけど寒くてね。カイロを奥さんから頂いて正解。

御経を唱えるのは心身にイイ感じ。でも難しかったなぁ。

長楽寺は、1200年の由緒あるるお寺で、平清盛の娘・建礼門院が出家された寺としても有名。宿泊客は、早朝、国宝が並ぶ収蔵庫他、お庭、本堂のお厨子など、宝物を長楽寺住職の解説付きで、見ることが出来る。建礼門院の生涯も苛酷なもの。幼い天皇とともに入水し、平家一族の中では一人生き残ったことを思うとしんみりする。歴史には、女性の言葉があまり語られない・・・残されていないから、色々想像してしまう。

水が枯れてしまったけど、昔は滝のように流れていてここで修行したとか。石仏様がみえますか?

庭園も立派。紅葉の時も素晴らしいはずです。

 

雪の長楽寺は、美しかった。歩くのが大変だったけど(笑) その後、全て奥様手作りの朝食を頂く。身体に優しい味でとても美味しかった~。奥様はお優しい方です。梅干しを50㌔漬けるのですって。お寺で広げてね。色々話を聞きながら頂きました 

 

 

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