ゆっくり行きましょう

気ままに生活してるシニアの残日録

ゴルフの帰りに「サザコーヒー大洗店」で休む

2023年07月06日 | カフェ・喫茶店

今日はゴルフをした後、時間がまだ早かったので大洗駅近くのサザコーヒー(SAZA COFFEE)に立ち寄った。場所はショッピング・モールの中にある。ガルパン・ギャラリーも入っているショッピング・モールだ。

中に入ってみると洒落た感じのインテリア、普通の喫茶店とはひと味違う雰囲気。先ずはコーヒーを注文して座席に着く。今日はアイスコーヒー450円をたのんだが、お勧めはパナマゲイシャという豆で淹れたコーヒーだが、750円と高かったので今回はパス。コーヒー以外にもケーキも売り物のようだ。結構サイズは大きめで値段も700円以上だったがダイエット中につき断念。

運ばれてきたアイスコーヒーを飲んでみると少し酸味があるがおいしい。ゴルフの後だけに冷たいものが体に染み渡る。テイクアウトもやっているようだ。昼過ぎで客もまばら、ゆっくり過ごすにはもってこいの環境。地元にもこんな喫茶店がほしいところだ。

コーヒーをゆっくりいただいて、モール内にあるガルパン・ギャラリーに立ち寄った。こちらも平日なのですいていた。

このあとアクアワールドに足を伸ばした。

ご馳走様でした。


「太平洋クラブ大洗シャーウッドコース」でゴルフ

2023年07月06日 | ゴルフ

茨城県東茨城郡大洗町の太平洋クラブ大洗シャーウッドコースでゴルフをした。過去、何回か行ったことがあるコースだが久しぶりである。常磐道の小美玉スマートインターで降りて、下道を使ってたどり着いた。茨城空港の近くを通ったので道路が整備されていた。2人で15,600円。

先週はハーフ2時間40分のゴルフで懲りたので、すいてるゴルフ場を探したら、ここがあった。太平洋クラブはカートのコース内乗り入れは認めていない、リモコンでもない、がしかたない。

クラブハウスは豪華で、ロビーやレストランから上がりの9番と18番が見渡せる。これが素晴らしい景色で気分が大いに盛り上がる。このような設計は一番うまいと思うがなかなか地形などの関係でできてないゴルフ場が多い。

おしゃれな感じもするコースなので来ている人も比較的若い人や女性が多いようだ。このコースは距離はないが、池が多く、またグリーンがアンジュレーションがあって、難しい、グリーンスピードは9.5ftだった。また、少し狭く感じるホールもあるので、それらがコースを難しくしている。また、このコースは海に近いのだが海が見えるホールが1つしかないのは地形の関係で仕方ないか。

プレーの進行は全く問題なく、ハーフ2時間以内で回れた。あまり混んでいなかったのと、来ている人がゴルフに慣れている人が多いようだったのが影響しているか。

久しぶりにラウンドした感想を述べてみよう。

  • コースの手入れは問題なく、ディボットやグリーン上のボールマークもそれほど多くなかった。
  • レストランはバイキング形式で、これはおいしいものばかりでよかった。COSTAのコーヒーが料金に含まれているのもうれしかった。
  • クラブハウスもきれいにしていたが、ロッカー内部に若干のいやな臭いがした。
  • コース内の茶店のトイレが汚かったのは残念だ。
  • ティーグラウンドのティーの位置がスコアカードよりも前のホールが大部分だったのは大いに問題があると思う。スコアカード通りの距離でプレーさせてほしい。
  • カートに付いているナビが2nd以降、池までの距離が表示されないのは不親切である、特にここは池が多いので。
  • カートのコース内乗り入れをやってほしい。

1時過ぎにはラウンド終了して、お風呂に入り、それでもまだ時間が早いので、大洗駅の近くのカフェとアクアワールド(茨城県立大洗水族館)、ゴルフ場近くの涸沼駅(以下の写真参照)に立ち寄り、帰路についた。

欲張りすぎたので疲れのか、家に帰ってから腰が痛くなった。これはまずい。


歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」を再び観る

2023年07月05日 | オペラ・バレエ

だいぶ前だが、テレビで放送していた2015年ザルツブルク復活祭音楽祭でのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」を録画してあり、それをまた観たくなった。

この2つのオペラは別々の演目だが、一つ一つが1時間程度の短いオペラだから一緒に演じられることが多い。今回は指揮者にクリスティアン・ティーレマン、テノールにヨナス・カウフマンという豪華メンバーだ。場所もザルツブルグと素晴らしい舞台。

カヴァレリア・ルスティカーナ(「田舎の騎士道」といった意味:ウィキより)は、カウフマン演じる兵役帰りのトゥリッドゥが許嫁のサントゥッツァがいるにもかかわらず、元カノで人妻になっているローラと愛し合い、それを知ったサントゥッツァが翻意を促すが聞かないため、思い詰めてローラの夫に浮気をばらした結果、その夫がトゥリッドゥを刺し殺す、という悲劇。

また、道化師は旅役者のカニオが妻のネッダが浮気をしていることを知り、相手は誰だと詰め寄るがネッダから無視される、これから演じる劇でまさに同じような妻の浮気を追求する役を演じている間に劇と現実とが区別できなくなり、舞台上でネッダを刺し殺す、それに驚いた浮気相手の青年が舞台に助けに上がってくるとその青年も殺し、悲鳴を上げる観客の前で「悲劇は終わりました」と言う。

観た感想を述べよう。

  • 他のプロダクションでのこの両演目を観たことはないが、今回は、両方で男性の主役を演じるカウフマン。カヴァレリア・ルスティカーナでは自分が浮気をする本人だが、道化師では妻に浮気をされる男を演じる、全く逆の立場になるのが面白い。
  • カウフマンは歌唱力、演技力ともたいしたものだ。カヴァレリア・ルスティカーナでは、「このヤロー」と思わせるし、道化師では同情したくなるような真に迫った演技をしていた。
  • このプロダクションはなんと言っても舞台演出が素晴らしかった。フィリップ・シュテルツルという演出家は知らない人だが、舞台を6つに区分して、そこで同時並行的に劇が進行していくスタイルだ。役者が演じている場合もあるが、映像が映される場合もある。区分されているが、実際にはつながっている舞台の場合もある。とにかく観ていて飽きない。美術も照明もカラフルで好きだ。
  • 歌手ではなんと言ってもサントゥッツァ役のリュドミラ・モナスティルスカがよかった。彼女の熱演が光った。調べてみると彼女はウクライナ人だ。2020年4月にロシアのネトレプコがプーチン支持を理由にMETを降板させられた後、ネトレプコに変ってトゥーランドットを歌った歌手だ。本公演はウクライナ侵略前だが、カーテンコールでは一番大きな拍手とブラボーがあったように思えた。
  • カヴァレリア・ルスティカーナでトゥリッドゥを刺し殺すアルフィオを演じたのはアンブロージョ・マエストリだ。彼は先日観たファルスタッフでタイトル・ロールを演じていた彼だ(こちらを参照)。ファルスタッフ以外で初めて彼の演技を観たが、うまく演じていたと思う。

マスカーニ 歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》(全1幕)
サントゥッツァ:リュドミラ・モナスティルスカ(Ms)
トゥリッドゥ:ヨナス・カウフマン(T)
ルチア(トゥリッドゥの母):ステファニア・トツィスカ(A)
アルフィオ:アンブロージョ・マエストリ(Br)
ローラ(アルフィオの妻):アンナリーザ・ストロッパ(Ms)

レオンカヴァルロ 歌劇《道化師》(全2幕)
ネッダ/コロンビーナ:マリア・アグレスタ(S)
カニオ/道化師:ヨナス・カウフマン(T)
トニオ/タデオ:ディミトリ・プラタニアス(Br)
ペッペ/アルレッキーノ:タンセル・アクセイベク(T)
シルヴィオ:アレッシオ・アルドゥイーニ(Br)

ドレスデン国立歌劇場合唱団
ザルツブルク・バッハ合唱団
ザルツブルク音楽祭および劇場児童合唱団
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
指揮者:クリスティアン・ティーレマン
演出:フィリップ・シュテルツル
(2015年3月26、28日、4月6日 ザルツブルク祝祭大劇場)


映画「METドン・ジョバンニ」を観る

2023年07月04日 | オペラ・バレエ

METライブビューイングで「ドン・ジョバンニ」を観た。3,700円、今シーズンもあと2作を残すのみとなったが、それがドン・ジョバンニと魔笛というモーツアルトの3大オペラの中の2つとあっては是非見に行かなければいけない。土曜だったので座席は3分の1くらい埋まっていたか。やはりシニアと女性が多かった。今年5月20日に上演されたものが7月に日本で見れるのだからありがたい。

指揮:ナタリー・シュトゥッツマン(仏、58)
演出:イヴォ・ヴァン・ホーヴェ(64、ベルギー)
出演:
ドンジョバンニ:ペーター・マッテイ(58、スエーデン) 
レポレッロ:アダム・プラヘトカ 
ドンナ・アンナ:フェデリカ・ロンバルディ(34、伊) 
ドンナ・エルヴィーラ:アナ・マリア・マルティネス(52、プエルトリコ)
ツエリーナ:イン・ファン(中国) 
ドン・オッターヴィオ:ベン・ブリス 

指揮者のナタリー・シュトゥッツマンは元歌手で、両親もオペラ歌手だったが、本人は指揮者になった理由として歌手は1人で歌うが、指揮者は50人の歌手やオーケストラなどを統率するのが魅力と答えていた。本作がMETデビューで次作の魔笛でも指揮をとる。彼女の指揮する本作のオーケストラはいい演奏をしていた。

タイトル・ロールのペーター・マッテイは初めて聴く歌手だが、背が高く、モーツアルト歌いらしい。見た印象が誰かに似ているなと思い、しばらくして、映画「ショーシャンクの空」のティム・ロビンスだと思いついた。見た感じでは悪役や好色というイメージではないな、と感じたがどうであろうか。

今回、一番いいなと思ったのはドンナ・アンナを歌ったフェデリカ・ロンバルディだ。初めて見る歌手だが美人で歌唱力もあり、セクシーだ。MET初出演だそうだが、今後、どんどん活躍するのではないか。こんな三拍子そろった歌手はやらせてみたい役がいっぱいある。

ツエリーナをやったイン・ファンは昨年テレビで放映していたパリ・ガルニエ宮での「フィガロの結婚」にスザンナ役で出ていたのを見て、いい演技しているなと感心したが、今回のツエリーナ役でも実にうまくこなしていた。

そのほかの歌手も皆いい演技と歌を披露してくれたと感じた。歌唱力は当然として、役柄とそれぞれの歌手のイメージがピッタリ一致しているところが素晴らしい。

さて、このオペラの演出・照明であるが、解説では舞台がほとんどの時間、暗くなっていることが特徴だと言っていた。確かにそうだ。ドン・ジョバンニといえばなんと言ってもテレビでたまに放送されるフルトヴェングラー指揮の1954年のザルツブルク音楽祭での演奏が好きだ。自分の中ではこの演奏がドン・ジョバンニの基準となって、これと比較してどうか、という視点でしか見れなくなっている。この1954年の演出は非常にオーソドックなもので気に入っているが、それと今回の演出を比べると、最後に騎士長の石像(亡霊)が出てきてドン・ジョバンニを地獄に落とすところが物足りないような気がした。

上映時間:3時間43分(休憩1回)
MET上演日:2023年5月20日
言語:イタリア語


流山の「Bagel & Bagel」でランチ

2023年07月03日 | グルメ

今日は流山おおたかの森で昼食をとった、最近若い夫婦に住みやすい街として人気のエリアだ。用事を済ませた後、せっかく来たので、ここでランチを食べて帰ろうと思った。フロアー案内を見ているとベーグルの店があることを見つけた。ベーグル販売とベーグルを使ったランチメニューがある。

この店はBagel & Bagelで、以前他の場所でベーグルを買って帰ったことがあった(こちらを参照)。まだ空いていたので早速中に入り、席に座ると、注文はテーブルの上にあるQRコードをスマホで読み込ませ、スマホで注文となっていた。が、私がそれが苦手そうなシニアと見えたのか、店員がよってきて大きなタブレットにメニュー注文画面を出してくれて、これで選んで注文してくれと言われる。親切で有難い。

迷った末、ベーグルサンドプレート1,342円を注文した。ベーグルのバーガーにグリーンサラダ、ポテトサラダ、スープがついたランチプレートにコーヒーが付く。若い女性客ばかりでメニューも女性好みのヘルシーメニューと思われる。これはシニアにとっても好都合なのでおいしくいただいた。

ベーグルは健康に良い食べ物だそうで、店の内部の壁に3つのメリットを書いてあった。ハッキリ覚えてないが、後でこの店のHPで確認すると次のことが書いてあった。

1.ローコレステロール
2.ローオイル
3.ローカロリー
4.ローファット

ゆっくりいただいた。ご馳走様でした。


内原カントリー倶楽部(PGM) でゴルフ

2023年07月02日 | ゴルフ

茨城県水戸市の内原カントリー倶楽部(PGM)に行ってきた。今日も午後スルー。駐車場に車を停めるとほぼ満車。人気のあるコースのようだ。過去、何回か来たことがある。

コースは平坦でアップダウンがほとんどない。ワングリーンで、リモコンカート。キャディー付きプレーをしている人もいる。林間コースで雰囲気は上品な感じ、昔は高級コースだったのだろう、落ち着いた感じがする。ところどころに池が絡み、それが若干ゴルフを難しくしている。PGMコースはカートのフェアウェイ乗り入れOKとしているところが多いが、今日はキャディー付きプレーのみ乗り入れしていた。

何回かラウンドしているが印象に残るホールがあまりない。地形が平坦で、林間コースで、アップダウンも無く、ドッグレッグも少ない、などが影響しているのだろう。このようなオーソドックスなコースが好きな人も多いのだろうし、無難でもあるが、個人的にはもうちょっと刺激があった方が好きだ。

今日、久しぶりに来て見て気になったところをコメントしておこう。

  • プレーの進行が遅すぎる、最初のハーフは2時間40分かかった。毎ホールティーショットで待たされた。フォーサムとツーサムが混ざってラウンドしているので仕方ない面もあるが、それでもコースの運営がうまいとこうまで時間はかからない。
  • 午後スループレー組はロッカー、貴重品ボックスが利用できない。風呂も5時半までしか利用できない。スロープレーを放置して5時半で終わりとは。コース側の都合を優先せずにプレーヤー重視の発想で運営してもらいたい。その分値段が高くなってもいいと思う。

お疲れ様でした。

 


映画「ベニスに死す」を再び観る

2023年07月01日 | 映画

テレビで「ベニスに死す(Death In Venice)」 ( 1971年、伊・仏、ルキノ・ヴィスコンティ監督)は何回も放映されている。最近も再放送があったので録画しておいたが時間が取れたのでまた観たくなった。

この映画は、トーマス・マン原作の同名の小説を映画化したもので、トーマス・マン自身がクラシック音楽に造詣が深く、マーラーの友人であったし、監督のヴィスコンティもマーラーの理解者であった。そのため、原作の主人公アッシェンバッハは作家(マン自身)であったが映画ではマーラーに変えた、そして、マーラーの音楽をふんだんに使っている。特に交響曲5番の第4楽章アダージェットが冒頭から用いられており、その後も何回も使われている。また、夕食のレストランの横のロビーで料理ができるのを待っている間に演奏されているのはレハールの「メリー・ウィドー」の最後の場面で歌われる「唇は語らずとも」であり、好きな曲だ。

仕事で挫折し、体調まで崩した老作曲家は静養のためベニスを訪れ、ふと出会ったポーランド貴族の美少年タッジオに理想の美を見る。以来、タッジオを求めて彷徨う。ある日、街中で消毒が始まり疫病が流行していることを聞きつける。死臭漂うベニスを彼はタッジオを追い求め歩き続け、ついに倒れ、ひとり力なく笑い声を上げる。翌日、疲れきった体を海辺のデッキチェアに横たえ、彼方を指差すタッジオの姿を見つめながら死んでゆく。

この映画は、トーマス・マンの小説が好きで、マンがクラシック音楽解説をしているのを知っていたり、マーラー好きにとっては見逃せないものだろう。私はマンやマーラーのファンとまでは言えないけれど、クラシック音楽や文学好きとして、時々無性に見たくなる。

ベニスには1回だけ観光で行ったことがある。ちょうどコロナが発生する少し前であった。そして、この映画ではコレラが世界中で感染拡大している話が出てくる。ベニスという都市の思い出、そしてコロナの感染拡大という21世紀に起こった映画と同様な事態を考えると、この映画になんとなく愛着というか、偶然というか、浅からぬ縁を感じてしまうのである。

この映画が上映されたころ、ポスターなどを見ると、ダッジオ役のビョルン・アンドレセンの写真がやたらと目立ったが彼は主人公ではない。私もこの宣伝によってずっと後になるまでこの映画を見る気がしなかった。マンやクラシック音楽のことが分かっていない人がマーケッティングしたのではと思いたくなるが、今となってはLGBTムードを先取りした映画だと言えるかもしれない。

今後も時々観るであろう。