花紀行・2

「花紀行」の続き
散歩のときハイキングのとき
写真に撮っておいた山野草や
そのときの思い出など綴っていきたい

ムクノキ(12/4)

2019-12-13 | 近所
松戸駅近くを流れる坂川にかかる神社へ向かう赤い橋


イチョウの木と並んで左側がムクノキ
ほかの橋の近くでもすぐ目の前にあるため写真にはとっても撮りやすい位置なんです!



黄色くなったムクノキの葉


ムクノキの果実ができているかどうか確かめに行ってみました。
まだ緑色をした果実や黒く熟した果実もありましたが・・・なんだか葉の様子がおかしいです。
これは一体どういうことなのかしら・・・







葉にまるでなにかの虫がくっついているように見えてしまいました。




訳が分からず・・・調べを進めてみると なにかの虫の巣かもしれない
虫こぶといっていいのでしょうか 名前は「ムクノキハスジフクレフシ」





葉の裏側はどうなのかとひっくり返してみたところ白っぽいクモの巣みたいになっていました。
上のほうに小さな虫が見えます!!!





こっちにもその虫がいました。




小さすぎでよく撮れないのに・・・ぼんやりの虫を撮っておきました。







はっきりとは分からないものの・・・
虫の名前は 「ムクノキトガリキジラミ」・・・かもしれません。
ムクノキの葉などに寄生する翅端がとがったキジラミだそうです。成虫で越冬するようです。
越冬中の個体はヤツデキジラミなどに混ざってヤツデの葉裏などで見かけることがある とのこと
思わぬことから新しい世界を垣間見た! ような気になりました。
ムクノキトガリキジラミのことは1996年に記載されたばかりでこの虫の生活史はまだ謎だらけとか・・・
このキジラミってなんの仲間なのかと思ったら・・・ややこしい解説を見つけました。
キジラミは半翅目同翅亜目腹吻群に分類され、アブラムシやカイガラムシなどに近い仲間だそうです。