生ゴミ、プラゴミおかまいなく引っ散らかしてくれるので、キッチンのゴミ箱は風呂場に移した。ぽくの仕種を見て学習しているのだろうか、扉に引っ掛ける、武器の前足の爪を切ってやった。流し台の排水口のゴミネットの籠は使わない時は外して上蓋をしておいた。すると夜、コトっと音がして流し台を見ると、案の定前足で排水口の上に乗せたペットボトルやボールをどかしている。ぼくはじっと見ていた。ニャンコはしばらくして流し台から下りた。さもがっかりした様子で。ぼくにはそう見えたので流し台を見ると見事に排水口の上蓋を外してある。しかしそこには奴が期待したゴミネットはなかったのだ。そしてニャンコを見て言ってやったのだ。「ざまあみろ!」
この記事をアップする時ベランダに居るルルの影がガラスに写っていた。まだガラス戸を開ける技は身につけていないのだ。「ルルちゃまお帰りなさい」ぼくは上機嫌で中に入れてあげたのだ。