法隆寺を歩く

2025-03-07 10:52:51 | 独り言

    

鬱陶しい雨がやんだぞ                                                              この道を歩くのが好きだ 不思議なんだね                                                           頭の中浮かんでいる言葉はどれもこれも文語調になっている                                                   行きめやも さびしけれ 思はゆ けうら(清ら)なる                                                 郷に入っては郷に従え なのか                                                                       俺の故郷はここなんだよ ということなのか

         

佐保山をおほに見しかど今見れば山懐かしも風吹くなゆめ    「万葉集巻7・1333」                                                                        

夢かよふ道さへ絶えぬくれ竹のふしみの里の雪の下をれ     「新古今集」                                                                  

佐保姫ってどんな人かなあ なんていろいろ想像した若い日                                            「夢かよふ道さへ絶えぬ」と「雪の下をれ」に絶望感と無常を感じた若い日                                                   幾年を過ぎてもその思いは変わらず今を生きている ありがたいことだ

 

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