2017當麻の夏Ⅰ

2017-08-09 19:56:38 | 日記・エッセイ・コラム
PDFチラシで鯖フィーレ一枚80円を見てすかさず買い出し。昨日とはうって変わって青空、カラッとした風も心地よく吹いている。サイクル気分で出かけて6枚保冷バックへ、これで当分の間は魚はいける。ちょうどラジオからは長崎の原爆被爆者慰霊祭の実況が流れていた。かつて私の近くにいた91歳のおばあさんは8月をこう詠んだ。

「8月は6日9日15日」

なんの説明も上塗りのような感情もいらない。この言葉だけで血塗られた歴史が浮かび上がる。その野中さんという詩人と一緒に北大寮歌「都ぞ弥生」を歌ったことがあった。楽しい思い出だ。故人と戦争犠牲者に黙祷・・・・!
リュックを取り替えて昨日届いた「果樹園」を追加詰め込んで別荘へ。これほど自転車で走っても汗が出ない。神様はちゃんと休息の日をお作りになられる。

    

あいや!夏休みですよ。ぼくの後ろの場所では、数家族が食後のデザート、かき氷とソフトクリームを楽しんでいます。ホットですねえ、平和だからこそじゃないですか。歴史は繰り返すという言葉もあるから、なおさら戦争を風化させてはいけない。正しい歴史をしっておかなければならない。今日そう思いました。
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台風一過ってないねえ

2017-08-08 20:51:36 | 独り言
昨晩9時頃にはノル-さんは通過したのに、その吹き返しが朝まで続いた。ものすごい轟音で睡眠不足、そのあとも曇天そしてゲリラ雨で蒸し蒸し・・・。
ここ数年台風一過の青空を見たことがない。つくづくこの先が思いやられる。明日は我が身と覚悟しておかねばなるまい。
ビア樽ポルカを弾いて気を紛らわすのが精いっぱい!
ポストに詩誌「果樹園」が入っていた。明日別荘でゆっくり楽しもう。
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詩・・・「幻を書く」

2017-08-06 01:59:47 | 
    幻を書く

幻を見るのも聴くのも
それはおれの
気分しだい なのかもしれない
生死についても
気分しだいなのであろう
なにも仰々しく
書くこともないのである
       
モノに寄せてこころを書く
しちめんどうくさいことに凝ってしまったものだ
あげくのはてが
幻に寄せてこころを書く
酔狂なことに慣れてしまったものだ

滝壺に沈んだ水は
そんなおれをあざ笑うかのように

   反転して浮き上がると
   なにごともなかったかのように
   ふたたび海に向かって
   悠々と流れていく
   したたかな水の声は聞こえたろうか  *

流れているのだ
書くことなんかやめて
こころの声を聞いてみたい
                          
              * 埋田昇二氏の詩集「気まぐれな神」所収「滝」より
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