No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

塀に絵馬あり

2014-06-22 | 二眼レフ

秋田市の新屋地区。このようなモノが街中に掲示されている。微妙な出来ではあるが、地元の秋田公立美術工芸短期大学の学生が街の活性化のために行った取組らしい。秋田公立美術工芸短期大学といえば、「秋田公立美術大学」への移行を土壇場で、かの「田中眞紀子文部大臣」から否決され、大問題になったことがあった。結局数日でマタマタひっくり返り、認可となった。その後は、特に目立った動きもないけど、どうなったものか。それにしても、田中眞紀子さんが文部大臣だったなんて、昔日の感がある。

Rolleiflex 2.8D/Fuji Neopan100 Acros

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異国情調

2014-06-04 | 二眼レフ

密かにワタクシ、建物の扉が好きなのである。扉を開けた向こうに、どんな世界が待っているのか、それを考えるとワクワクする。実際に開けてしまうと、がっかりすることも多々あるが、想像だけであれば永遠に楽しめるのである。異国情緒溢れる、この扉の向こうは・・・・。

Rolleiflex 2.8D / FUJI NEOPAN 100 ACROS

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柳が揺れてビールを飲みたくなる

2014-06-01 | 二眼レフ

お堀の柳が色濃くなってくると、秋田に初夏が到来したことを意味する。もう殆ど初夏と言ってよいと思う。ここは繁華街の川反。残念なことに僕は週末の昼間に写真を撮るばかりで、最近はご無沙汰である。穏やかな風に揺れる柳を見ると、無性に昼ビールが飲みたくなる。

Rolleiflex 2.8D / FUJI NEOPAN 100 ACROS

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宿場町のバス停

2014-05-22 | 二眼レフ

宿場町の大通りは、まっすぐに伸びていた。バス通りは、かつての馬車道に違いない。久々に、富士写真フィルムのネオパンを使用した。日本の風景には、やはりネオパンが似合うと思う。それだけに、僕のいい加減過ぎるフィルムの取扱を反省した。どれだけいい加減かを、備忘録として以下に記す。

◯フィルムは期限切れ。しかも2年以上超過していた。
◯現像薬品も、2年以上超過したものを調剤した。
◯いつもは、停止液を面倒がって、水で代用する。今回は薄めの停止液を作って使用した。
◯現像液を入れるところを、いきなり間違って停止液を入れて、慌てて排出した。
◯定着液は、水温が15℃位しかなかった。
◯風呂場の乾燥装置(冷風)で、短時間乾燥させたので、フィルムは激しくカールしている。

書いていて、自分でも嫌になった。それでも何とか画が出てくれたことを感謝しなければならないと思う。プレスト(ISO400)が製造中止になったけど、久し振りの富士フィルムは、率直にいいなあと思った。トライXのざらっとした硬質感にどうしてもやられてしまうのだが、しっとりとした描写は富士の方が上である。使って応援しなきゃね。


Rolleiflex 2.8D / Neopan100 Acros

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街の食堂

2014-05-12 | 二眼レフ






1枚目の写真、真正面から撮影したものの、何か落ち着かない。傾いている看板に引っ張られ、水平がオカシクなってしまっている。そこで2枚目。最近はローライ(二眼レフ)を持ち出す機会が減ってしまった。日常的に使っていると、こんなことを頭で考えなくても、身体が自動的にこなすようになるのである。「習うより慣れろ」。この言葉は、真理である。

Rolleiflex 2.8D / Kodak 400TX


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真四角画面の橋

2014-04-26 | 二眼レフ

「橋」は割りと好きな被写体である。同時に被写体としての「橋」は、いささか難しい被写体でもある。特にスクエアフォーマットでは、どう収まりをつければよいのか、さっぱり分からなくなる。数日前に、「僕にとっての良い写真」とは何かを考えた。この写真はそれ以前に撮影したものだが、やはり、その「収まり」、バランスばかりを考えてしまっているようだ。

Rolleiflex 2.8D / Kodak 400TX

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平常運転の街

2014-04-23 | 二眼レフ

雰囲気のある古い建物の(昨日の鶴岡ホテル)前を、背筋をすっと伸ばした老人が自転車で通り過ぎる。出来過ぎ感のある光景であると思う。だが、この街にとって、それは極くありふれた日常の光景であり、文字通り平常運転であると想像される。そういう街こそ、素晴らしい街なのである。


Rolleiflex 2.8D / Kodak 400TX

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子連れ河童

2014-04-20 | 二眼レフ

何日か前に、岩手県遠野市のカッパ淵にて、河童を発見し撮影した写真を掲載した。実はその際に、現場にはもう1匹河童がいたのである。胸に子河童を抱いている貴重な瞬間を撮影した写真である。二眼レフにはぴったりの被写体であった。

Rolleiflex 2.8D/ Kodak 400TX

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戒めの失敗作

2014-02-04 | 二眼レフ

何が失敗というと、現像である。北国で冬季間に現像する場合は、温度管理がシビアになる。それは仕方のないことであるが、その結果、どうしても現像の回数が少なくなる。先週末に久し振りにフィルム現像をした。やっとのことで現像液の温度が安定し、作業に入った瞬間、すぐに惨劇は起きた。フィルム現像液を入れるべきところ、間違っていきなり定着液を投入してしまったのである。
すぐに排出し、念のため水洗し、工程をやり直した。それでもフィルム半分を覆う現像ムラ。この写真なんか、まだ良い方である。まさかそんなことはあるまいが、写真のオバちゃんが僕の不注意を責めているようにも見える。撮影場所は、朝市である。年老いたお婆ちゃんの手を引く、若い男性(孫?)の写真がバッチリと撮れていたのだが、余りに酷いマダラ模様となっていた。今後の戒めとしたい。

Rolleiflex 2.8D / Kodak 400TX


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またたしかめて横断

2013-12-27 | 二眼レフ

知らない街の横断歩道には、見たことのない標識が付けられている。「またたしかめて横断」。成り立っているような、成り立っていないような微妙な日本語表現。長い年月を経て、地元では当たり前の光景となっていた。初めて見た僕は、周囲から訝しげな視線を浴びながら、標識をしげしげと見る。結果的に「またたしかめて」横断することになった。

Rolleiflex 2.8D / Kodak 400TX


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