三度目となった渋温泉。当然ながら路地を彷徨する。この日は午後5時半より金具屋旅館の館内ツアーがある。温泉街歩きの時間は限られている。GW(中日だけど)期間ということを考えれば、想定よりも人出は少なかった。町並みは5年前に来たときと殆ど変わらない。町並みに対する興奮、どんどん次に進みたい高揚感、迫りくる時間への焦燥、様々なものが入り混じっていた。この場所を歩いていると、路地を一本曲がったところから異世界へ迷い込むのではないか、そんな気分にさせられる。更に奥にいけば、ここが元にいた正しい世界なのかどうか確信が持てなくなる。まさに迷宮。何度来ても、このワクワク感は続いている。
追伸:通常はカメラの撮影設定を「jpeg+Raw」にしている。後で気づいたのだが、今回は何故か「jpeg」のみでの記録になっていた。あとで補正の自由が効くRawファイルはなし。きっと路地の神様の悪戯なのだろう。でもクラシックネガ、恐るべし。渋温泉との相性は最高だった。
X-PRO3 / XF23mm F1.4R
町中華の「来々軒」いい名前です(^^)/
幻のラーメン、気になります。