秋田県鹿角市にて。尾去沢鉱山近くにある秋北バスのバス停である。かつて鉱山の詰所だった建物を利用した待合所は、雰囲気もあるし貴重だと思う。それを観光用途でもなく、文化財利用アピールでもなく、あくまで実用として使われている点も稀有だと思う。撤去されるのではないかと心配で、数年置きに見に来ている。
ところで今回気づいたことがある。このバス停は秋田県道66号線上にある。そして建物は六角形。つまりは666。陰謀論の聖地とならないか不安である。ならないか(笑)。
X-PRO3 / XF10-24mm F4R
素敵な写真に愉しい記事で、興味深く拝見しました。
鉱山関係の建物をバス停の待合所に転用ということだけで面白いですが、6角形というのが更に面白いですね。
中に花が在って、灰皿に在る吸い殻は少し前のモノという感じですから、メンテナンスが一定程度為されて、時々ここで煙草を点けて寛ぎながらバスを待つ方が在ることを示す証左になっていますよね。
「県道66号」というのが好いですね。「秋田のルート66」ということになるでしょうか?辿ってみたくなるような道路です。
愉しい記事に感謝!
この路線でバスに乗る方は少ないとは思いますが、ずっとこの状態で維持されています。
内部の飾りも変化しますし、冬には座布団のようなものが付けられたこともあります。恐らく、有志の方の管理でしょう。
吸い殻は新しいのに、灰皿は謎の古さだったり、興味が尽きません。
個人的には文化財クラスでは?と思うのですが、あくまで実用物という扱いは続くと思うので、時折写真を撮って愛でたいと思います。