No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

シーラカンスモナカを食べた、衝撃的な味だった

2024-12-08 | その他




仙台まで行って、シーラカンスモナカを買ってきた。シーラカンスモナカとは、メゾンシーラカンスという仙台のパティシエショップが作るモナカであり、カルト的な人気を博している。十勝産の小豆に、フランス産のバター(イズニーバター)と塩(ゲランド塩)を組み合わせた大人のお菓子である。あんことバターが絡んだ濃厚な味わいに、癖になる塩気がアクセントを添え、インパクト抜群の美味さだった。和茶にも珈琲にも、更にはワインやスコッチなんかにも合うと思う。パティシエの「カズノリイケダ」氏が考案し、モナカの皮は氏の実家である宮城県丸森町の「榮泉堂」が作っているそうだ。元々、この「榮泉堂」で作られていたモナカをオマージュしたものがシーラカンスモナカであるらしく(今も販売されているそうだ)、シーラカンスとは秀逸なネーミングだと思う。自虐と誇りが、あんことバターの関係のようであり、それをモナカの皮が優しく包んでいる。僕はお菓子系統には詳しくないけど、こんなに美味しいモナカは食べたことがない。まさに衝撃的な味だった。

GRⅢ


コメント (8)