三度、渋温泉に来た(うち一回は湯田中温泉)。盲目的に渋温泉を愛しているとはいえ、流石に3度めは躊躇した。他に行くべき場所も多いからだ。今回は僕が退院した直後から、家人が秘かに予約をしていた。というのは予約困難である「金具屋旅館」に部屋が取れたからだ。渋温泉は「温泉」というカテゴリを超えて、「路地」というカテゴリの中でもトップクラスの魅力を持つ。そこにあの「金具屋」。もう泊まらない理由はない。
ご存知ない方のために補足すると、金具屋旅館は渋温泉にある老舗旅館であり、約260年の歴史を持つと言われている。建物は大正、昭和期のノスタルジックな建築であり、複層的に入り組んだ構造となっている。渋温泉のランドマーク的な位置づけであり、夜間のライトアップ時には温泉街を歩く多くの観光客が写真を撮っている。そして「千と千尋の神隠し」の湯宿のモデルとなった旅館としても有名である。同様にモデルとなったと言われる、山形県瀬見温泉の「喜至楼」、群馬県四万温泉の「積善館」には宿泊済であり、残る金具屋に泊まることは、僕というより家人の念願でもあった。いわゆる高級旅館とは異なるが、歴史的建造物の旅館として僕も泊まることを楽しみにしていた。病み上がりの身体で数百キロを運転して、やっと辿り着いた金具屋は想像通りの素晴らしさだった。
※掲載を1回に集約したので、写真の数は増えすぎてしまった。
雰囲気あるなあと思っていたら『千と千尋の神隠し』のモデルでしたか。
イイ感じですね~。
凄い!凄い!凄い!と声に出しながら読ませて頂きました。宿の素晴らしさもさることながら、6x6さんの写真の中の世界…恐るべしです~
(私事ですが)出掛ける予定のはずが、一向に起きる気配のない家人に苛立ち始めていたところに、この写真!いやぁ~スカッとしました!
私も泊まってみたい、次の課題にしようかな(笑)
千と千尋のモデル旅館があるとは聞いていましたが「金具屋旅館」でしたか・・
この雰囲気本当に惹かれます
此処を見たら物語も浮かびますね
行けないけど行った気分
充分満足しました
予約が取れて 念願の宿泊 写真も最高です
ツアーで宿泊したことがあります
渋温泉の湯めぐりも楽しみの一つでした
湯田中の よろずや さんも名旅館でしたが
火災にあったりして その後は行っていません
本館 アネックス 双方体験済みです
金具屋の記事 久しぶりに想い出と重ねています
長野県にお見えだったのですね。金具屋の内部やお料理など、素晴らしくて驚きました。僕は、地元ではありますが、出かけたことがありませんので、とても参考になりました。
渋温泉は、湯量が豊富な上に、温度も高く、長野県内でも有数の温泉だと思います。よいご滞在になったようで、なによりです。
旅館のスタッフさんの服装も同じでした。
階層が複雑で最後まで分かりませんでした。
可能であれば、もう少しゆっくりと内部を散策したかったのですが、外の温泉街も魅惑的で、結局時間が足りませんでした。
貧乏性なので、あれもこれもと・・・。
それは羨ましい。
いつか僕も行って、制覇といきたいものです。
追伸:四万温泉積善館のアプローチが最も色濃くモデルとなっていたかもしれません。
夜のライトアップを外から眺めているのは、お子さんが多いのですが、泊まるとなるとハードルが高いようで・・・。
「千と千尋の〜」は、この旅館だけでなく、幾つかの旅館をモデルにしているようです。
楽しんで頂けて良かったです。
添乗案内経験をお持ちでしたか。
館内を歩き回るだけで、結構大変な宿ですよね。テーマパークみたいで楽しいですけど。
渋温泉は変わらぬ姿と風情を保つ、貴重な温泉だと思います。金具屋さんの維持も大変かと思いますが、ずっと続けてほしいですね。
また来年来たいくらいです。
長野県内も行きたい場所が数多く、行こうと思えば行ける状況でしたが、ロングドライブでもあり、次の日に泣く泣く撤収しました。
善光寺、のちジャズの店、次のテーマです。
当時の姿も基本的には同じだと思うと、積み重ねたものの重みを感じます。
僕は初めてですが、「千と千尋」を過剰にアピールしていないところに好感をもちました。
館内の構造から、お子さんと高齢者には厳しいせいか(迎合しなくて良い)、落ち着いた宿でもありました。
それを理解すると趣も10倍増しで、楽しめました。素晴らしかったですよ〜。
喜至楼が「ローマ千人風呂」で、こちらは「浪漫風呂」でした(笑)。