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今回の青森行きは、三沢市に犬を探しに行くことがメイン目的である。本当は鉄道で行きたかったけど、実用上の問題でクルマでの移動となった。最初に結論を書くと、本物の野犬なんて見つからないことは分かっていた。心の内なる犬、象徴としての犬を探しに行くのである。それがどんな犬なのかは分からない。
さて、三沢に着いて最初に行ったのは「寺山修司記念館」である。これが二回目の訪問となる。前回は2016年8月に来ている。そのときは森山大道のトークショーが開催された。もう8年も前のことになるのか。森山大道は寺山修司と一緒に幾つかの仕事をし、両者は強烈な引力同士が引き合うように強いシンパシーで結ばれていた。森山大道を寺山修司に紹介したのは、あの中平卓馬である。三沢市は寺山修司の出身地であり、その三沢市で森山大道が撮ったのが、あの「犬」の写真である。濃すぎて鼻血が出そうである。浅川マキのことも語ろうと思ったが、胃もたれしそうなので辞めておく。
さて、寺山修司記念館だけど、これは写実的かつガイドブック的に紹介しても仕方ないので、写真から想像して下さい。館内は写真撮影も自由にできます。死して尚、人の気持を揺さぶる寺山修司、恐るべし。
GRⅢ
寺山修司さんと言えば、小生はやはりカルメン・マキさん(マキ違い?)の「時には母のない子のように」が頭に直ぐに浮かびます。カルメン・マキさんには以前、竹田和夫さんのライブでお顔を見かけすぐ隣に座って居ましたが、オーラが強くて話しかけられませんでした
寺山修司の周りに集まる個性的な美女は、時代を超えて惹きつけれれます。オーラ凄いのでしょうね〜。
小さな記念館ですが、寺山修司記念館、いつか機会があればお勧めですよ。