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何の変哲もない街の、何の変哲もないバス停。
あるときは、病院にいく老婦がバスに乗り、
あるときは、隣町に買い物に行く中学生がバスに乗る。
あるときは、誰も乗らず誰も降りずにバスは通り過ぎる。
東京の大学に行った娘の帰りを、30分も前から待つ親がいた。
娘は、バス停に近づくと家族の笑顔を最初に見た。
それが帰ってきたという実感だった。
娘は東京に戻るときは、いつもバス停で家族の涙を見た。
家族は、バスが見えなくなるまで手を振っていた。
もうすぐ盆休み。日本中のバス停で様々なドラマがあるだろう。
そこにバス停がある限り。
RICOH GR DIGITAL2
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