![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/29/c064f25660e45b760a34f415b2028f49.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/f9/fc2e2ace48a3bc4f68fbe5e380b8647a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b1/649a84211d387b873d188a8092b9d29f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/b3/763a91d9a33fb75d002ffc63bbf1eae0.jpg)
何度も同じような写真で恐縮している。ここは廃業した洋装店で、ショーウィンドーが残されている。もう何回も載せているけど、何回でも撮りたくなる。特にカメラやレンズが変わった折には、必ず足を運んでいる。この洋装店では、時折ダンスパーティーが開催されるのだと思う。マネキンのミスターダンディ氏と海亀は、パーティーの時だけ訪れる美女を入り口で待っているに違いない。その時が来ると、普段はモノトーンの店内は煌びやかなライトで彩られ、華やかな音楽が鳴り始める。美女は入り口で待つダンディ氏と海亀を見つけると、にっこりと微笑む。海亀の頭を撫でた後、ダンディ氏の腕に身を寄せて、店内の奥に入っていく。いつの間にか、店の奥は竜宮城のような海の世界に変わっている。海亀は海藻を求めて泳ぎ回る。ダンディ氏の哀しげな瞳は、この時ばかりは喜びに光輝く。スコッチウイスキーを傾け、美女とダンスを舞うのである。僕はここを「ミスターダンディの館」と呼ぶ。ガラス戸の向こうには異世界が待っている。いつしか、僕にもそのダンスパーティに誘われる日が訪れるだろう。出来ることなら、もう少し先の話にして貰いたい。しばらくは、こっちの世界でやっていこうと思う。
LEICA M10 MONOCHROME / SUMMILUX M50mm ASPH
ミスターダンディシリーズは、
じつはわたしのお気に入りです✨
今日はミスターダンディを読みながら、
スローなミスターロンリーが頭の中を流れました。
そして彼が本当に待っているのは誰なのかなあと、
そんなことに思いを巡らせていました。
これは、いつも同じ写真ばかり載せているのですが、それでも載せたくなってしまうんですよね。
ミスター・ロンリー!!。撮りながら、この曲が頭の中に流れているんです。吃驚。
でも何故か、ミスターダンディと名付けてしまいました。
彼は女性よりも男性の客を待ってい・・・。いや、やめておきましょう。