青い空いいお天気 に誘われお伴で天理参考館(天理大学付属)に行ってきました
天理参考館は世界の生活文化と考古美術の博物館です
今日の目的は展示されている『縄文時代の天理』
【 出土品で見る布留遺跡の縄文文化 】にふれてきました
先日行った石上神宮のすぐ近くです この辺りは1万年前から人々が住んでいました
布留遺跡の人々は自然とたたかいながら暮らしてきました
そして過酷な条件の中で生きるすべを見出すために様々な道具を考案し作り使って来ました
ヒスイの大珠(縄文時代) 祭祀に使用したと考えられています
矢じり(狩猟につかいます) 土器 (煮炊きに使います) 先が尖っている土器は熱効率がいいそうです
石囲い炉(6個の石を方形に囲んで作られています)
集石遺構(石が焼けているので焼石を使った料理方法が行われていたと想定されています)
それから記念講演「列島の狩猟採集民の知恵と技」を聞いて帰りました
この時代から資源を無駄にしないように狩猟は成獣だけ取っていました
そして技術を磨き調え道具の改良を重ねていました
精神的な分野では土偶を作ったり環境の移り変わりを敏感に感じとる能力を身につけ経験から知恵を見につけました
自然に同化する生活をすることによって生きる知恵を得たのでしょうか
現代人も見習うことがあるのではないでしょうか…そんなお話をお聞きしました