2007年の夏。快速南三陸用に盛岡から小牛田に転属してまだ日が浅い頃のキハ110-1。言わずと知れたもと「陸中」用の車両で、リクライニングシートが並ぶ車内は「急行型」の風格を感じさせます。パイプスカートのキハ110形0番台は、南三陸の編成中でも他番台との識別は比較的容易です。
個人的には朝晩の東北本線普通列車(南三陸1・4号の入出区運用)で0番台車には幾度もお世話になりました。南三陸1・4号は所定で自由席のみだったと思いますが、それでも0番台車が1両連結されていたと記憶しています。仙台地区でリクライニングシート付きの普通列車は珍しい存在だったので、空席があれば優先的に0番台車に乗っていました。
(小牛田 2007-7-25)