
少数派だったJR貨物のチキ5200形。稲沢にチキ5238・チキ5239が留置されていました。

撮影日は2012年6月、検査期限は2011年6月の標記で、チキ5239には一休車の札が差さっていました。
JR貨物のチキ5200形は、台車がコキ50000形と同様にTR223Fに交換されているのが特徴です。TR223Fは台車枠中央の張り出し部の下に補強材がついており、TR223と判別できます(こちらのサイトを参考にさせていただきました)。その後コキ50000形はさらにTR223G(TR223Fとの外観上の違いは軸端接地装置の追加)に変更されているため、この時点で貴重なTR223Fを履いた貨車でした。

話は変わって、こちらは梅小路で運行されているSLスチーム号の客車。
台枠の形状に側ブレーキ・・・そしてTR223F。
限りなくJR貨物のチキ5200形からの改造っぽいのですが、真相はいかに。
(1・2枚目 稲沢 2012-6-16、3枚目 京都鉄道博物館 2019-10-20)