広島車両所で保管されている低床ピギーバック試作車チサ9000です。
2019年の車両所公開で撮影しました(EF67の隣に居ました)。
かつて公表されていたJR貨物貨車両数表では、少なくとも最後の公表年までは廃車になっていなかったと思います。そのため、廃車になっているのかすら不明です。
両端で連結器の高さが異なり、こちら側は通常より連結器の位置が低くなっています。
専用のアダプタ車両が用意されたようですが、さすがにそれはもう無いでしょうから、車両所内で移動するときは反対側の通常高さの連結器を使用するものと思われます。
形式表記部分。ピギーバック輸送用ですが、「ク」ではなく「チ」を名乗っています。
銘板類。「幡生工場 昭和58年改造」とあります。
特徴的な小径車輪3軸台車を履いています。小径車輪を履いたコキ70系列の先輩と言える車両ですね。
広島車両所さん、次回はトラック積載状態での展示をぜひお願いします。
(あるいは「チサ9000乗車体験」でも・・・)
(いずれも 広島車両所 2019-10-26)
※2022-8 追記修正