23日付けの女子世界ランキングが発表された。日本勢トップは畑岡奈紗で5位。そのほかのトップ10も変わりはなかった。
アワードで…渋野が原英莉花にイタズラしてました【写真】
すでに今季の試合はすべて終了しており、ランキングの変動はほぼない。ランキング計算期間のポイント減算の微動で一部変動はあるものの、年明け1月中旬の米国女子ツアー開幕までは大きな変動はないものとみられる。
そんななか、日本勢には変動があった。畑岡に次ぐ2番手の渋野日向子は前週の12位から11位。自己ベストタイとなった。
渋野は2019年最初のランキングでは561位に位置。6位タイに入った「ヨコハマタイヤPRGRレディス」終了時点で412位に上がると、5月にツアー初優勝を挙げた「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」終了後に97位まで浮上した。ついにトップ100内に入ると、7月の「資生堂 アネッサ レディス」優勝で今度は50位に入った。
そして8月の「全英AIG女子オープン」優勝で一気に14位までランキングを上げると、その後は15位以内をキープ。畑岡に次ぐ2番手の座をガッチリとキープしたまま、大きな目標でもある東京五輪出場に向け、20年シーズンに突入する。
日本勢3番手の鈴木愛も、今季ランキングを大きく上げた一人。鈴木はこれまでの実績もあって、19年最初のランキングは29位。今季ワーストでも31位と、常に上位をキープしていた。これに加え、終盤の3連勝で一気にトップ20入り。前週の17位から1ランクアップの16位と、こちらも自己最高位をマークした。
来年の東京五輪出場のためには、6月末時点の世界ランキングで各国上位2名に入る必要があるが、同ランキング15位以内に入れば、各国最大4名までの出場が可能。現時点の上位2人は畑岡と渋野だが、計算期間内の成績を考えれば、この二人に鈴木を加えた3人が大きく順位を落とすことは考えにくい。渋野も鈴木も海外試合を増やすという20年シーズンで一定の結果が出れば、五輪に3人が出場という可能性も大きくなる。
年明けからは一気に五輪モードに突入するスポーツ界。女子ゴルフ界も、いまだかつてない盛り上がりを見せることが必至だ。畑岡、渋野、鈴木の3強の動向に加え、さらに追い上げる選手も出てくる可能性もあるため、代表争いはさらに混とんとしていきそうだ。
以上、アルバニュ-ス
鈴木愛がランキング16位から15位以内に入って、3名のオリンピック参加になることを祈念しています。
日本ツア-では、やはり、鈴木愛が一番安定感があります。
故障がなければ、やってくれると思います。