米国のペロシ下院議長による訪台が見込まれる中、台湾海峡では緊張が高まっている。中国は「必ず断固とした有力な対抗措置を取る」と警告を繰り返し、周辺海域で活発な軍事活動を展開。台湾にとって最大の貿易相手国である中国が経済的圧力を強める事態も予想される。
中国の国連代表部は1日、ウェブサイトに「ペロシ氏の台湾訪問は明らかに危険で挑発的な行為だ」と批判する張軍国連大使の発言を掲載。「『一つの中国』原則は、いかなる国との関係においてもレッドラインだ。我々は一線を越える行為を決して許さない」と厳しく訪台中止を迫った。
中国軍東部戦区は1日夜、「陣容を整えて待機し、命令に従い戦う」と題した軍事演習動画をインターネット上に発表した。同戦区には台湾周辺近海も管轄する東海艦隊などが含まれる。約2分半の動画は海上から兵士が上陸したり、航空機からパラシュートで降下したりする訓練のほか、戦闘機への空中給油の様子など、台湾制圧を意識したとみられる内容で、改めて武力行使も辞さない姿勢を強調した。
軍の活動も活発化している。海事局などによると、7月30日には、台湾の対岸の福建省・平潭(へいたん)島付近の海域で実弾射撃訓練を実施するなど、7月下旬から8月上旬にかけて東シナ海や南シナ海などでの軍事訓練を展開しているほか、新たに実弾射撃訓練などのため渤海や南シナ海の一部で航行禁止区域を設定するなど軍事的な圧力を強めている。
報道によると、台湾海峡の中間線付近では2日までに複数の中国軍機や艦船が展開。台湾は監視のために航空機を派遣した。
中間線は中台間の事実上の停戦ラインとして機能してきた経緯がある。2020年8月にアザー米厚生長官(当時)が訪台した際などに、複数の中国軍機が中間線を越えたことがある。
台湾メディアによると中国税関当局は1日、一部の台湾企業による食品の輸入を停止すると発表した。水産物や茶葉などの品目が挙げられているという。ペロシ氏訪台の動きに反発した措置の可能性がある。
対象企業は100社以上にのぼるといい、中国当局への更新や申請手続きが完了していないことを理由としているという。禁輸期間は不明。台湾政府は企業側に状況を聞き取り、予想される損失の規模などを把握する。
中国当局はこれまでにも禁止薬物の検出などを理由に、台湾産の高級海水魚ハタやパイナップルなどの果物を禁輸する措置を行っている。【北京・岡崎英遠、台北・岡村崇】
以上、毎日新聞
中国は、本当にヤクザ国家ですね。
とにかく、嫌がらせをやるところが、中国らしいし、日本とは全く違う国です。
台湾がどう対応するか?
その後は、日本に大きな影響があります。
チャイナから見たら、台湾を攻めるより、日本領土を攻めることが簡単だと思います。石垣諸島はやばいと思います。
最初に尖閣諸島を侵略し、台湾に対して挟み撃ちする戦略かも知れない。
★ Wake up japanese!!
★「今だけ、金だけ、自分だけ」の政治家、官僚は去れ!!
★観たことある?
参政党のユーチューブ、本当に面白い!!感動しますよ。