沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事を巡り、斉藤国土交通相は5日、同県の玉城デニー知事に設計変更の承認を命じるよう求める「代執行」訴訟を福岡高裁那覇支部に提起した。裁判所が国の訴えを認め、変更の承認を命じても玉城氏が従わない場合は、斉藤国交相が代わりに承認する「代執行」を行う。
辺野古の埋め立てでは、区域北側の大浦湾で軟弱地盤(約66ヘクタール)が見つかり、約7万1000本のくいを使った地盤改良が必要となった。国は2020年に改良工事を盛り込んだ設計変更を県に申請したが、県は拒否し、訴訟に発展。9月4日の最高裁判決で、県の敗訴が確定し、承認の義務が生じたが従わず、国交相が玉城氏に承認を求めて勧告、指示を出していた。
指示の期限だった今月4日、玉城氏は「期限までの承認は困難」として承認しなかったため、国は地方自治法に基づき、代執行訴訟に踏み切ることにした。
総務省によると、同法に基づく代執行訴訟は2000年の法改正で導入以降、15年に辺野古移設を巡り、移設先の埋め立て承認を取り消した処分の撤回を求めて提起して以来2件目。
第1回口頭弁論は同法の規定で、提起から15日以内に開かれる。裁判所は国の訴えに理由があると認めれば、期限を定めて県に承認を命じる判決を出す。
米国を訪問中の木原防衛相は4日午後(日本時間5日未明)、「地元の皆様に丁寧に説明を行いながら、普天間飛行場の一日も早い全面返還を実現するため、大浦湾側の工事を進めたい」と記者団に語った。
以上、読売新聞
沖縄県民が選んだデニー知事が辺野古移転反対なら、普天間に永久に残したらいいと思います。海兵隊OBの意見は、辺野古より普天間の方が防衛のために有効らしい。
沖縄の普天間の人々が事故に遭うかも知れないが、貴方たちが選んだ知事が反対しているからしょうがないですね。
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