先日の「サントリーレディスオープン」が、日本での最終戦となるかもしれない宮里藍。彼女の引退を惜しむファンは国内外を問わず数多く、その影響力の大きさを改めて実感する。
なかでも宮里のクラブセッティングは、女子プロゴルファーやアマチュアゴルファーたちに絶大な影響を与えてきたと言えるだろう。
宮里はアマチュア時代、アイアンはカーボンシャフトを使用していたのだが、2005年から軽量スチールシャフトに変更した。すると、女子ツアー選手たちの間で軽量スチールが流行し、さらにはそこそこ飛距離の出せる女子アマチュアゴルファーたちも軽量スチールを使い出した。
このように非常に影響力を持ちながらも、宮里自身はクラブ変更には慎重なタイプで、気に入ったものを長く愛用している。クラブは次々に新しいモデルが出るわけだが、すぐに新モデルに変更するようなことは少ない。
現在使っているフェアウェイウッドは、2008年発売の「ブリヂストンツアーステージ X-DRIVE 701 FW」で、こちらは発売直後ではなく、2年を経てから使い始めた。このモデルは発売からすでに9年が経過しているが、当時としては大きめの166cc(3W)というヘッド体積で、構えてみると投影面積も大きく、あまり古さを感じない。これは、まだまだ現役で使えるフェアウェイウッドだろう。中古ショップでの価格が6千円前後というのも魅力的だ。
さらに宮里は、ユーティリティも2012年発売の「ブリヂストン PHYZ ユーティリティ」を使用。パターは2009年モデルの「オデッセイホワイトホット XG TERON」を長く使っていたが、現在はさらに前のアマチュア時代から長く使用している「オデッセイホワイトホット 2ボールパター」に戻している。
本当に気に入ったクラブしか使わない宮里が選んだクラブたちは、発売から少々時間を経ていながら、今でも使える性能を備えているものが多そうだ。宮里のこだわりのクラブたちを、中古ショップでチェックしてみるのも楽しいかもしれない。
以上、GDOニュース
宮里藍の場合、ドロー打ちでパワーがないタイプには適応してないクラブが多いです。
一般的にドローを打つ人はパワーがあると設定しているので難しいクラブになっています。
逆にパワーがない人向けはスライサーを前提にしてフェイスもフックフェイスにしている場合が多く、藍ちゃんが使うとフックが大きくなり、合いません。
FWの写真を見るとヘッドの底のオモリ位置が中央より後方にあり、ボールが上がりやすいと思われます。
私も使ってみたいタイプですね。
最近は重心深度の浅いものが多く、ボールが上がらなくて打てません。
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