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今夏の参院選で乱戦模様となっている東京選挙区(改選数6)で、小池百合子都知事の本気度に注目が集まっている。地域政党「都民ファーストの会」公認で出馬を予定し、自身の側近でもある荒木千陽氏(40)に対し、小池氏が選挙中にどこまで肩入れするのか。国政政党の有力候補者らがひしめく中で、力の入れ具合が側近の当落を左右しかねず、国政復帰説がくすぶる小池氏の存在感にも直結するからだ。
今月5日。荒木氏の地元、東京都中野区で行われた総決起大会に駆け付けた小池氏は声をからした。
「即戦力、突破力、人間力。三拍子そろった人材を有効に使わないのはもったいない。都民の声を国政に届ける役割を荒木氏に担わせてほしい」
500人超の支持者らを前にこう呼びかけると、大きな拍手が湧き起こり、「底堅い小池人気」(政党関係者)をみせつけた。
都内全域での知名度不足が否めない荒木氏陣営は、小池氏とのセット戦術による共闘を演出したい考えだ。
5月下旬の中野区議補選(欠員1)では、荒木氏が全面支援した都民ファの新人は約1万8千票を得ながら、自民党の新人に敗北。荒木氏が昨夏の都議選で獲得した約3万3千票に遠く及ばなかった。
周囲は「荒木氏1人の集票力では参院選当選は厳しい。知名度抜群の知事の応援は必須だ」と分析。小池、荒木両氏の師弟コンビで選挙戦を乗り切る必要があるとの姿勢を強調する。
一方、参院選で現職の朝日健太郎氏(46)と、新人でアイドルグループ「おニャン子クラブ」元メンバーで俳優の生稲晃子氏(54)を擁立する自民党も、都連として朝日、生稲両氏への応援入りを小池氏に求めた。
小池氏にとって古巣・自民党都連からの応援要請の意図について、政党関係者は「小池氏への牽制(けんせい)」とみる。その上で、国政復帰説を念頭にこう解説する。
「自民党の組織票には小池ファン層がなお多く、荒木氏に流れる可能性がある。2議席を死守したい自民党にとって組織票の流出は避けたいところ。つまり、小池氏が次期首相を目指して国政復帰を望むのならば、『都民ファへの過度な肩入れを控え、古巣に配慮すべきではないか』というメッセージが込められているのではないか」
消えては浮かぶ小池氏の国政復帰説を後押しするのが、「一票の格差」是正に向け、見直しが検討されている衆院選挙区の「10増10減」案だ。実現すれば東京は「5増」となり、与党関係者は「小池氏は自身の国政復帰の好機とみている可能性が高い」とささやく。
いずれにせよ、参院選での荒木氏の当落は、都民ファの党勢や小池氏の存在感を左右する。加えて小池氏自身の国政復帰への命運を握っているともいえる。
ある政党関係者は、小池氏の参院選での動きについて「公示日直前まで情勢を見極めるだろう」と指摘。その上で「国政復帰に向けてプラスになると踏めば、荒木さんの応援に全面的に入る。逆に、メリットが少ないとみれば動きも鈍くなる。どちらにしても、小池氏がどこに力を入れるかで東京選挙区の情勢は大きく変わるだろう」と話す。
参院東京選挙区には荒木、朝日、生稲3氏のほか、いずれも現職で公明党の竹谷とし子氏(52)、立憲民主党の蓮舫氏(54)、共産党の山添拓氏(37)の3氏が出馬予定。さらに立民の元衆院議員、松尾明弘氏(47)や日本維新の会の前大阪市議、海老沢由紀氏(48)、れいわ新選組代表の山本太郎氏(47)、無所属で作家の乙武洋匡氏(46)ら各新人が出馬の準備を進めている。(植木裕香子、写真も)
以上、産経新聞
今度、小池都民ファーストが勝つことがあると東京はおしまい。
屋根に太陽光パネルを義務付けるって、信じられない。
チャイナの回し者、小池は、豊洲移転の時も税金の無駄遣いをやっており
罰するに値する。
チャイナ太陽光パネルを付けたい人は小池ファーストに入れてください。
信じられない。
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