ゴルフ熱中症 もがくアマチュア

新旧ゴルフ理論を満載、その理論に基づいて練習、ラウンドした結果を紹介します。また、政治経済もモノ申します。

ショートパットが苦手ならカップを見ながら打つ・・・ボールを見ないで?

2017-09-12 16:07:20 | 日記

今週はテニスのウィンブルドンが開催されているが、それが終わると今季メジャー第3戦の全英オープン(16日開幕)が行われる。場所はゴルフの聖地、スコットランドのセントアンドルーズ。

 注目選手はジョーダン・スピースだ。弱冠21歳だがマスターズと全米オープンを制し、年間グランドスラムを狙えるただひとりのプレーヤーだからである。

 スピースは米ツアーの中ではロングヒッターではない。右打ちであるが、日常生活は左利きということもあってフォローで左ヒジが少し曲がる。飛距離よりも方向性を重視したスイングの持ち主だ。

 そして、持ち味は正確無比なパッティング。勝負どころのショートパットを確実に決めることで、今季メジャー2連勝を成し遂げている。

 さて、このスピースのパッティング。打ち方はかなり独特だ。以前にも書いたが、グリップは左打ちの握り方であるクロスハンド。加えて、2メートル以内の距離になるとボールを見ないでストロークしている。アドレスが決まったら、視線はボールではなくカップ。バスケットのフリースローよろしく、カップを見たままでショートパットを打っているのだ。

テレビ解説をしていた丸山茂樹プロは「こんなの難しくてできない」と語っていたが、メンタルコーチのボブ・ロッテラは、「ボールを意識してストロークするよりも、カップを見たままの方が距離感、方向性が良くなる」と指導している。

 ボールを見ないでストロークするというのはかなり勇気がいるが、ショットと違ってパットはスイングが非常に小さい。特にショートパットともなればパターが動くのはボールの前後30センチほど。

「ボールを見ないで打つ」ことに慣れてしまえば、芯でとらえることはそれほど難しくない。

 まずは自宅にあるパターマットなどで試してみてほしい。最初はかなり勇気がいると思うが、カップを見たままだとヘッドアップのミスは出ない。インパクトも緩みづらくなるはずだ。

 スピースがもしもマスターズ、全米オープンに続き全英オープンにも優勝することになったら、「ショートパットはカップを見たまま打つ」というのが、パッティングの新常識になるかも知れない。

(ゴルフライター・マーク金井)

以上、日刊ゲンダイ

 

ボールを見ないでカップを見ながらショートパットする練習もいいかも知れないですね。

次の練習時にやってみたいと思います。


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